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<span itemprop="headline">米倉涼子がニューヨークでミュージカル「シカゴ」に主演(7月)!</span>

 

米倉涼子
(36)が本場ニューヨーク・ブロードウエイのミュージカルで主役を演じることになった。映画・演劇に関心のない妻が「米倉涼子が、ブロードウエイ・ミュージカルにでる」とめずらしく?ミュージカルの話をしてきたくらいの驚愕なのである。
 
映画女優としてだけでなく、今や日本を代表するミュ―カル女優米倉涼子が、ブロードウエイでミュージカルの「シカゴ」の主役を演じることになった。これは、大変な快挙で、日本の女優のエンターテイメント分野では、その注目度では、野球・メジャー・リーグのダルビッシュ・レベルにも匹敵するニュースかもしれない。何しろ、日本の女優がブロードウエイのミュージカルで主演するのは、52年ぶり(かつて日本の国際女優の草分け、ナンシー梅木が主演)というのだから。
 
報道によると、日本版ミュージカル「シカゴ」に主演した米倉涼子が7月、本家ニューヨーク・ブロードウェーの「シカゴ」に主演が決まり、15日、東京・青山ダイヤモンドホールで会見した。
 
全編英語での演技に挑む米倉は「とにかくうれしい」と長年の夢がかなった喜びを語りながら、思わず涙ぐんだ。
 

ブロードウェーのアンバサダー劇場(約1150人収容)で
ロングラン上演中の同作に、米倉は7月の1週間限定で現地キャストに加わり、ヒロインのロキシー・ハートを演じる。
 
日本人女優がブロードウェーで主演するのは、1958年「フラワー・ドラム・ソング」のナンシー梅木以来。男優では松本幸四郎(当時市川染五郎)が70年「ラ・マンチャの男」に主演している。
 
米倉は、08年に日本版「シカゴ」に主演し、10年に再演を果たした。この日、劇中のような脚線美を見せる黒の衣装で登場した米倉は「他の女優さんらの夢も背負って、期待を裏切らないよう頑張りたい」と晴れやかな笑顔で抱負を述べた。
 
「シカゴ」については「登場人物は悪さする人たちばかりだけど、人間そのものがすべて出ている大好きな作品。『シカゴ』をやるために生まれてきたのかなと思うときがある。本当に宝物」と説明。
 
ブロードウェーでは「(頭の中が)多分真っ白になってしまうだろうけど、私の心の中から出る私のロキシーを見せられたらいいな」と目を輝かせた。
 
関係者によると、米倉へもチャンスを・・・と10年秋から交渉を開始。米倉の英語力を試したい米国サイドの要求するカリキュラムに応じ、舞台の一部を米倉が英語で演じ、ビデオを何本も送ったという(涙ぐましい影のプロモーションがあったんですね)。
 
その結果、今月12日にブロードウェーのプロデューサーから「おめでとう」と出演決定の手紙が米倉あてに届いた。英語の特訓について「大変ですよ~」と米倉。本番前4-6週間は、ブロードウェーにカンヅメ状態になるという。上演日程など詳細は未定。
 
◆「シカゴ」のストーリー:
 
1924年に愛人を殺害し、のちに正当防衛として無罪を勝ち取った実在の人物がモデルのストーリー。26年に初舞台化され、28年に初映画化。ボブ・フォッシー演出・振り付けのミュージカルは、75年にブロードウェーで開幕。96年にリバイバルされ、各賞を総ナメ。
 
これまで、ロキシー・ハートはブルック・シールズメラニー・グリフィスらも演じている。02年、リチャード・ギアキャサリン・ゼタ=ジョーンズ出演で映画化された。
 
米倉涼子といえば、日本の女優では、藤原紀香などと並んでスタイル抜群。
黒革の手帖」(松本清張原作)での銀座クラブのママなどの悪女役が印象に残るが、「交渉人」(テレビ、映画)などのアクションもこなす、今最も旬な女優のひとり。
 
舞台ミュージカル・ファンとしては、観てみたい!
 
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