パープルシャドウズ「小さなスナック」
1970年ごろになると、ザ・タイガース、スパイダースなどが全盛だったが、
「GS」ブームもやや下降線に・・・。
そんな中、1968年結成のパープル・シャドウズの「小さなスナック」は、当時大ヒットを飛ばした。ムード歌謡っぽい調子のうたで、なかなかよかった。
実は、1980年にロス・インディオス&シルヴィアが大ヒットさせた「別れても好きな人」は、パープルシャドウズが本家だった。
元来、シャッフルのリズムだったが、ロス・インディオス&シルヴィアのカバー・バージョンは落ち着いたムード歌謡調にアレンジし直されている。
40年前の曲だが、GS世代としては、「小さなスナック」は、昭和の香りが漂う思い出の曲の一つだ。