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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">監督:深作欣二シリーズ③「仁義なき戦い」</span>


仁義なき戦い」(第1作)・・・字幕がドイツ語 (ドイツでの予告編のようだ)
 

 
深作欣二監督シリーズ③は、ヤクザ映画の最高傑作「仁義なき戦い」シリーズ。
ドキュメンタリー風に手持ちカメラを多用して、臨場感、迫力があった。
  

              この迫力!
 
個性的な俳優の演技が光った。中でも、泣き落しのタヌキおやじぶりが板についていた金子信雄の山守組組長が、時にはドスが効いた親分かと思えば、泣き落とし作戦に出るなど、したたかさは天下一品。
 

             性格俳優として、山守組組長を演じた金子信雄の存在感は抜群だった。
 
仁義なき戦い」の前の作品「狂犬三兄弟」でやくざを演じて注目されつつあった菅原文太は、この映画のシリーズの成功で、一躍東映映画のトップスターの仲間入りを果たした。
 

                   「仁義なき戦い」で菅原文太は、一躍トップスターに。
 
映画は、バイオレンス、暴力シーンがほとんどだったが、戦後のヤクザ抗争がリアルだった。
 

          バイオレンス・シーンが多く、気が弱い人には勧められない。
 
東映の実録路線は成功をおさめ、「仁義なき戦い」は、亜流も含めると10本にも達した。
 
 

 
この映画では、田中邦衛、内田朝雄、渡瀬恒彦松方弘樹、梅宮辰夫など個性派俳優がわきを固めていた。
 
公開当時、音楽にしびれた(ビビビ~。笑)。
 
映画館から出るときは、「肩」で「風」をきっていた、だれもかも、fpdも!?
 
☆☆☆☆
 
 
 
監督: 深作欣二
企画: 俊藤浩滋
    日下部五朗
原作: 飯干晃一
脚本: 笠原和夫
撮影: 吉田貞次
音楽: 津島利章
ナレーション: 小池朝雄
出演:
 菅原文太
 松方弘樹
 田中邦衛
 中村英子
 渡瀬恒彦
 伊吹吾郎
 金子信雄
 木村俊恵
 川地民夫
 渚まゆみ
 内田朝雄
 三上真一郎
 名和宏
 川谷拓三
 梅宮辰夫
 

 仁義なき戦い (1973) シリーズ第1作
 仁義なき戦い 広島死闘篇 (1973) シリーズ第2作
 仁義なき戦い 代理戦争 (1973) シリーズ第3作
 仁義なき戦い 頂上作戦 (1974) シリーズ第4作
 仁義なき戦い 完結篇 (1974) シリーズ第5作
 新仁義なき戦い (1974) 新シリーズ第1作
 新仁義なき戦い 組長の首 (1975) 新シリーズ第2作
 新仁義なき戦い 組長最後の日 (1976) 新シリーズ第3作
 その後の仁義なき戦い (1979)
 新・仁義なき戦い。 (2000)
 
 
これまで数回以上記事にした。
http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/59331383.html
 
邦画ランキングのBest10に入れたい作品。
(気分で変わるが・・・)
 
①「白い巨塔
②「砂の器
③「七人の侍
④「天国と地獄
⑤「椿三十郎
⑧「不毛地帯
⑩「Always 三丁目の夕日