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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「行きずりの街」(2010)</span>


映画「行きずりの街」予告編
 

 
ちょうど1年前の11月公開の映画「行きずりの街」(2010)を見た。
 
「このミステリーが面白い!」の1992年の1位ということで、出演者が小西真奈美で期待したが、ストーリー、サスペンスがいまひとつ盛り上がらず、思わせぶりの「タイトル倒れ」で残念(見て損した…に近い。)TVの2時間ドラマそのもの。原作は、いいのだろうが、映画の説得力はなし。
 
仲村トオルは、どの映画もそうだが、カッコつけすぎで悲壮感が漂いすぎで、ワンパターンが多い(笑)。塾の教師(仲村トオル)が、かつての教え子の一人の祖母が危篤だからといって、行方が分からない元教え子を、東京中をかけずり回って探すか・・・という動機が不十分。
 
おそらく原作を読めば、塾講師の背景もわかるだろうが、かつて19歳の元教え子とスキャンダルを起こして、女子大を追放されたことなど、それが原因か離婚も経験したことなどが省かれていて、さらりと紹介されるだけで、その追放された女子大にまた戻って捜索し、元・妻のいるバーに12年ぶりにふらりと立ち寄るというのだから・・・。
 
この男、完全に混乱しているな。そうこうするうちに、自分を追放した人間が学園の理事になっており、次は理事長を目指しているというなかで、陰謀、策謀に巻き込まれていくが・・・。
 
映画のサブタイトルは「Strangers in the city」と意味ありげだが、肩すかし・・・。
唯一の救いは、昼間働き、夜バーのマダムに扮した小西真奈美のいろいろな表情、演技をみられたこと。
 
映画にはどこかいいところがあるはずだが、これほど薄っぺらなサスペンス?映画も珍しい(爆)。
 
共演は、谷村美月佐藤江梨子宮下順子、でんでん、江波杏子ARATA杉本哲太石橋蓮司など。脇役はそうそうたるメンバーだが・・・。
 
 
 
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