<span itemprop="headline">民放のCM:「ACジャパン」だけ・・・。</span>

 

今、テレビの民放の広告をみると、通常の広告は一部を除いて一切流れていない。

 

ACジャパン（旧公共広告機構）の公共広告のみが流れている。

 

すでにスポンサー契約を結んでいる企業は、そのCM枠をキャンセルしたわけではなく、自社の広告を自粛しているのだ。

 

日本が未曾有の危機に直面しているときに、営利を目的に宣伝することは

企業にとってマイナスのイメージとなるからだ。

 

そのため、自社の広告・宣伝はせずに、「穴埋め」として、非営利の民間団体

（社団法人）「AC」の広告で代替している。「AC」の広告は、タダだが、契約している企業は、広告料を納めているようだ。

 

AC機構は、放送、報道、広告業界など、広告関連企業が会員企業。その会員企業からの資金で運営されている。内容は、特定の会員企業のPRはなく、海外支援とか、医療とか、公共サポートなどに関係したものが多い。

ACのCMが放送されているのは、スポンサーが放送辞退のCMの代替。

 

どのチャンネルでも「エー、シー！」というのは、耳について離れない。

 

大変な時期にある日本だが、過度のAC広告も、はっきりいって形式的に、枠があるからと、これでもかと「垂れ流し」しているだけで、どうかと思う。

 

それよりも、スポンサーが、このような形で支援しているとか、がんばってくださいとか、メッセージをだしたら、どれだけイメージが上がるか。（単純すぎるか）

 

民放の横並び意識があって、できないのか、いろいろ思惑があるのだろうが、これからいつまで続けるのだろうか。