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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">「私がクマにキレた理由(わけ)」(2008)</span>

 

 
「私がクマにキレた理由(わけ)」は、スカーレット・ヨハンソン主演の2007年(日本公開2008年10月)のロマンティック・コメディ。
 
大学を卒業して、一流企業に入ろうと、面接を受けたりしてたアニー(スカーレット・ヨハンソン)が、ふとしたことで、ニューヨーク・マンハッタンのセレブ一家の”マニー”(育児係兼子守り)の仕事についてしまったことから起こる騒動を描く。
 
子育てを人任せにして、エステ通いや社会活動に夢中の母親(ローラ・リニー)。
そんな妻に目もくれず、仕事にかまける父親(ポール・ジアマッティ)。そして両親から放置された5歳のグレイヤーは、当然のようにワガママ放題。
 
アニーは自分の人生をひとまず休憩して、そんな一家を人類学の研究対象のように冷静に見つめ、腰掛けのつもりで引き受けたのだったが・・・。
 
最初は手のつけられない悪ガキだったが、やがて心を開くグレイヤーを演じた子役もうまい。
 
監督・脚本は「アメリカン・スプレンダー」のシャリ・スプリンガー・バーマンとロバート・プルチーニ。
 

・・・
マンハッタンにある超高級アパートの一室。クマのぬいぐるみに向かって怒りを爆発させる一人の女性がいた。彼女の名はアニー・ブラドック(スカーレット・ヨハンソン)。
 
アパートの住人であるX家に雇われ、5歳の息子グレイヤー(ニコラス・リース・アート)の面倒を見ているナニーだった。数ヶ月前。大学を卒業したアニーは、大手投資銀行の就職面接を受ける。
 
「あなた自身について説明してください?」という質問に答えることができず、不合格。落ち込んでいたアニーは、事故に会いそうになったグレイヤーを助けたことから母親のミセスX(ローラ・リニー)と知り合い、ナニーとして雇われたのだった。
 
こうして始まったX家での日々。
だが、ベビーシッターの経験すらないアニーは、息子の面倒をまったく見ないミセスXと気まぐれなグレイヤーに翻弄されっぱなし。
 
プライベートな時間もまったく取れず、悪戦苦闘が続く中、両親にかまってもらえないグレイヤーの寂しさを知ったアニーは、彼に愛情を感じるようになっていく。ようやく手に入れたプライベートタイム。親友のリネット(アリシア・キーズ)を連れて繰り出したバーで知り合ったのは、X家と同じアパートに住むハーヴァード(クリス・エヴァンス)。
 
やがてアニーとハーヴァードは距離を縮めていく。
ある時、X家全員で避暑地へ。同行したアニーは、グレイヤーに加え他の家庭の子供達の面倒まで見る羽目に。その上、グレイヤーの父親ミスターX(ポール・ジアマッティ)からはセクハラを受け、ミセスXからは解雇を言い渡されてしまう。

さらに、ミセスXがハーヴァードからの電話を取り次いでいなかったことを知り、ついに怒りは頂点に。かくしてマンハッタンのX家留守宅に乗り込んでいったアニーは、子供部屋で監視カメラを仕掛けたクマのぬいぐるみを発見する・・・。
 
映画の原題は「The Nanny Diaries」(子守り日誌)。
ナニー(子守り)を雇っているセレブ夫妻は、子供の様子がおかしい(ナニーになついている)と、隠しカメラをクマのぬいぐるみに隠し、探ろうとする。カメラの存在に気付いたアニーは、カメラに向かって、思いのたけを語る・・・。
 
この映像が、アニーを使っているセレブ夫人のミーティングの「資料」として使われることになり、事態は急変していく。
 
大学を出たばかりで、ニュージャージーに住む若い女性の進路とラブストーリーをコメディタッチで描いている。セレブは、何人もナニーをとっかえひっかえしているので、父親などは、家を放りっぱなしで、シカゴで重要な仕事があると愛人と過ごし、ナニーの名前はおろか、顔も見ないところがすごい。
 
☆☆☆


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