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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">1969年7月20日のきょう・・・。</span>

今日からちょうど40年前の1969年 (昭和44年)7月20日(日本時間21日)、米国のニール・
アームストロング、エドウィン・オルドリンの両宇宙飛行士を乗せたアポロ11号の月着陸船
「イーグル」が地球から約38万キロ離れた月面に着陸した。




人類が初めて地球以外の天体に降り立った瞬間だった。

アポロ11号からの交信:


この歴史的な出来事を、当時の毎日新聞は7月21日付け夕刊全12ページのうち8ページを
割いて掲載。月面に初めて立ったアームストロング船長は言った。

「これは一人の人間にとっては非常に小さな第一歩だが、人類にとっては巨大な飛躍だ」

また、一部始終が全世界にテレビやラジオで中継され、多くの人類がその快挙を共有した。





テレビ中継で、強烈な印象だったのは、アームストロング飛行士らの言葉を“同時通訳”
した通訳(サイマル・アカデミーの西山千さん)の素晴らしさだった! 

音声も完璧ではなかったが、伝わってくる月からのメッセージを、同時通訳し、日本人に感動を共有
させたのである。西山さんは、米国ユタ州出身の日本人。同時通訳の草分け。2007年、95歳で
老衰のため亡くなった。西山さんの名通訳を聞いて、通訳者になりたいという人たちが増えたという。

さて、69年のこの二人を含め、1972年までに12人の宇宙飛行士が月面に降り立ったが、その後30年以上
人類は月に立っていない。しかし将来、一般人も、同じ感動を味わえる日が来るかもしれない。
○億円あればの話ですが(爆)。それには「ロト6」で、2~4億円当てないとダメだな(爆)。

1969年の7月といえば、前年から吹き荒れていた大学のいわゆる学園紛争が続いており、
学内の授業はロックアウトバリケード封鎖されていた。69年3月の東大入試は中止。


世の中は、経済成長の真っ只中で、丸善石油のCM「オー、モーレツ!」で小川ローザ
お色気CMが話題となっていた。あわせて、ナンセンスCMの走りとなった、意味不明の
「はっぱふみふみ」(大橋巨泉)のパイロット万年筆のCMも大当たりした。


映画に目を転じると「真夜中のカーボーイ」「ローズマリーの赤ちゃん」などが話題となった。

邦画では「男はつらいよ」シリーズがスタートした年でもあった。TVでは、「8時ダヨ!全員集合」
サインはV」「巨泉・前武ゲバゲバ90分」「ムーミン」などが始まり、高視聴率を獲得していた。
「ゲバゲバ」では、「あっと驚く為五郎」(ハナ肇)が流行語となった。

スポーツ界では、400勝投手・金田正一(名球界会長)や、横綱柏戸が引退した。

ファッションでは、パンタロンが流行。国鉄(現JR)の初乗り運賃は30円だった。

流行歌は、「黒ネコのタンゴ」「長崎は今日も雨だった」「時には母のない子のように」
「白い色は恋人の色」がヒットした。

この年の3月2日、fpdが始めて、洋画を劇場で見た。

ムスタングが、サンフランシスコの坂道をぶっ飛ばすカーアクションに酔った。
茶色のタートルネックに、ブレザーの刑事がかっこよかった。





主演は、スティーブ・マックィーンといった。
映画は「ブリット」だった。