そろそろ、今年の映画の優秀作品の賞が発表され始めている。
先陣を切った第33回報知映画賞がこのほど発表された。
アカデミー賞外国語映画賞日本代表作に選ばれた映画「おくりびと」と、故ヒース・レジャーの
遺作となった大ヒット映画「ダークナイト」が邦画・洋画部門でそれぞれ賞に輝いた。
作品賞・邦画部門で受賞となった「おくりびと」。
受賞は予想通りといえる。
遺体を棺に納める納棺師の物語で、主演を務める本木雅弘自身の体験から発案した企画。第32回モントリオール世界映画祭でグランプリを受賞。
第81回アカデミー賞外国語映画賞の日本代表作品にも選ばれており、今回の受賞が
アカデミー賞へ向けてのばねになるかもしれない。
作品賞・海外部門は、アメリカはもとより、日本でも高評価を得た「ダークナイト」が受賞。
アメリカで歴代2位の興行収入を記録した。
ヒース・レジャーの熱演がオスカーに値するとの声もある。
個人部門では、堤真一が主演男優賞を受賞。
映画「クライマーズ・ハイ」「容疑者Xの献身」の演技が評価された。
堺雅人も「クライマーズ・ハイ」で助演男優賞を受賞した。
主演女優賞は、映画「グーグーだって猫である」「トウキョウソナタ」の演技が
評価された小泉今日子が受賞。
受賞結果は以下の通り。
作品賞・邦画部門:「おくりびと」
作品賞・海外部門:「ダークナイト」
主演男優賞:堤真一
主演女優賞:小泉今日子
助演男優賞:堺雅人
助演女優賞:樹木希林
監督賞:橋口亮輔
新人賞:長渕文音
「クライマーズ・ハイ」はいまのところ未見。
個人的には、主演男優賞には、ノミネートはされていたという「ラスト・ゲーム 最後の早慶戦」
の柄本明の演技が、印象に残り、日本アカデミー賞に期待しています。
「おくりびと」「トウキョウソナタ」「ラスト・ゲーム 最後の早慶戦」が
どこまで・・・。