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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「M」(1931)</span>


ブログでどなたかが紹介していましたが、このドイツ映画「M」(1931)を見たときの
衝撃は、今も忘れません。サスペンスタッチで、わくわくしました。

俳優がすごい!

ペーター・ローレの一世一代の名演技といわれていますが、まさにそのとおり。
ペーター・ローレが、小心者で、異常性格者を見事に演じていました。






ご存知「M」というのは、あのヒッチコックの「ダイヤルMを廻せ」の”M"と同じ、
その頭文字です。

風船、影、音などが効果的に使われていました。

だれかが、少女誘拐者の背中に目立つように「M」の文字を書きなぐり、
目印としました。そうとは知らずに・・・だったのですが、あるとき
ミラーに映った「M」の文字を見つけたときのペーター・ローレの形相!!!!!

映画の内容は言わないほうが良いでしょう。

まさに映画とはこれですね(淀川さん調ですが)。

1930年前後に、ドイツ映画で、こんな作品ができていたことに
驚きます。このころの映画では、「嘆きの天使」(マレーネ・デートリッヒ主演)も
忘れがたいですね。

ペーター・ローレというと「マルタの鷹」で、ハンフリー・ボガートと共演していた
のが印象的でした。そのほか「カサブランカ」にも出演していましたね。