fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">1960年代(38)「ニュールンベルグ裁判」(1961)</span>

 
 裁判を扱った映画が、最近邦画でも話題になっている。
 
 冤罪がテーマで話題となった「それでもボクはやっていない」。
 
 現在公開中の「HERO」。
 
 「愛の流刑地」もそうだった。

 アメリカ映画では、陪審員による密室裁判劇の傑作といわれる
 「12人の怒れる男」も、ひきつけられた。

 「情婦」もよかった。「告発の行方」も。

 しかし、裁判劇の大傑作といえば、この1作でしょう。
 かつてTVで二度ほど見た。モノクロ。TVでも感動が伝わってきた。

 


 映画ファンなら、出演して
 いる俳優だけで、驚かされ、
 うなってしまう。
 ハリウッドのトップスターが、
 これでもかと出てくる・・・。

 個人的な「オールタイムベスト
 20」作品には、間違いなく
 入れたい作品。
 
 見終えたあとの感動と余韻。
 充実感。

 


 内容は、一言で言えば、第二次大戦で勝利した連合軍が、ナチスの戦犯をさばいた模様を
 描いている。法律家が、当時ナチスに関わった法律家などを裁くという異様なストーリーで、
 裁く裁判長の苦悩や、抵抗するドイツの法律家の葛藤などの人間ドラマとなっている。

 

 


 
 監督、製作:
 スタンリー・クレイマー

 原作、脚本: アビー・マン


 


 マレーネ・ディートリッヒがいる。バート・ランカスターがいる。
 スペンサー・トレーシーも貫禄十分。

 マクシミリアン・シェルは、この映画で、アカデミー賞主演男優賞を受賞。

 もう一度、いつか「いま」の目でみてみたい。