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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">女優(21)「オードリー・ヘプバーン: 永遠の妖精。</span>


                  ↑この写真に女子高生も「かわいーーい」と歓声

 あるデパートで、映画のポスター展、即売会を開催していた。

 メインのジョニー・デップ・コーナーが広いスペースで、大画面テレビで「パイレーツ・
 オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」を流しながら、さまざまな関連グッズも
 販売していた。

 ほかに有名人ポスターでは、キャサリン・ゼタ・ジョーンズブラッド・ピットなどが
 並んでいるが・・・。額縁で高級感のある写真だと、12,000円(ゼタ・ジョーンズ)といい値段だ。

 驚いたのは、10代後半の女子高生か女子大生がオードリー・ヘップバーンの大型ポスターをみて・・

 「このひと、かわいーーい」と友達同士でしゃべっていたこと。

 おそらく、ヘップバーンであるということを知らない口ぶりだった。

 こんなところにも、「スクリーンの妖精」として、映画は知らなくとも、その美しさ、
 かわいさは、釘付けにする力があるということか。

 ヘプバーンは、映画への出演数はそれほど多くはないものの、ローマの休日
 ではアカデミー賞主演女優賞を獲得。その後も「マイ・フェア・レディ
 「ティファニーで朝食を」などに出演。ヘプバーンの魅力が十分に生かされた作品ばかりだ。

 彼女の出演歴が、1960年後半から1970年代にかけて欠落しているのは、子育てに専念するため、
 引く手あまたの大作の出演を拒否し続けたためである。

 1989年の「オールウェイズ」を最後に映画界を引退。晩年は、ユニセフ親善大使に就任し、
 インドやソマリアなど世界各地でマザー・テレサのように、貧しい人のための活動も行った。

 1993年1月20日、結腸ガンで63歳で亡くなった。死後10年以上経った現在でも、世界中のファンに
 親しまれている。

 AFI(米国映画協会)が選出した「最も偉大な女優50選」では第3位である。
 同協会が2002年に選出した「最も愛すべき米国ラブストーリー・映画ベスト100本」では、

 「ローマの休日」・・・4位
 「マイ・フェア・レディ」・・・12位
 「麗しのサブリナ」・・・54位
 「いつも二人で」・・・57位
 「ティファニーで朝食を」・・・61位

 に選ばれている。

 40年前の日本では、映画雑誌(「スクリーン」など)の人気ランキングでは

   トップは、 男優はアラン・ドロン
     
          女優はオードリー・ヘプバーン

   というのが数年間から10年くらいは、続いていたのである。
   美男・美女のまさにスターであったわけですね。

  AFI 「伝説の映画女優ベスト50」のうちのトップ10は、
  ①キャサリン・ヘップバーン
  ②ベティ・デイビス 
  ③オードリー・ヘップバーン
  ④イングリッド・バーグマン
  ⑤グレタ・ガルボ
  ⑥マリリン・モンロー
  ⑦エリザベス・テイラー
  ⑧ジュディ・ガーランド
  ⑨マレーネ・デートリッヒ
  ⑩ジョーン・クロフォード


  大女優ばかり(Wooo~!!)