↑名演技が光ったフエイ・ダナウエイは、この年
アカデミー賞主演女優賞を受賞
「ネットワーク」とは、テレビ局のことで、テレビの視聴率競争に血道をあげる
テレビ局の内幕を暴き、現在にも通じる視聴率優先のテレビ局を批判的に描いた。
1976年度の「アカデミー賞」で、主演男優賞(ピーター・フィンチ)、主演女優賞
(フェイ・ダナウエイ)、助演女優賞(ビアトリス・ストレイト)、脚本賞
(パディ・チャイエフスキー )4部門を受賞した。このほか、ノミネートでは、作品賞、
主演男優賞(ウイリアム・ホールデン)、助演男優(ネッド・ビーティ)、監督賞
(シドニー・ルメット)、撮影賞、編集賞などがある。1977年1月に、日本で公開された。
全米テレビ界の恐るべき全貌を抉る衝撃の大作!(当時の宣伝コピー)
シドニー・ルメット監督が、視聴率稼ぎに血道を上げるテレビ局の内幕を描いた異色のサスペンス。
ニュース・ショウの司会者ビール(ピーター・フィンチ)が、視聴率低下を気に病んでノイローゼ
になった。ところが、本番中に自殺予告をしたことから、再び視聴率はあがっていった。
テレビ局の女重役、ダイアナ(フェイ・ダナウエイ)は彼をとことん利用して、視聴率を稼ごうと
するが・・・。
司会者役のP・フィンチは、アカデミー主演男優賞を受賞したが、この撮影後現実に他界した。
ピーター・フィンチといえば、「赤いテント」(1970年)で主役を演じていた。
冷徹な女重役に扮したフェイ・ダナウェイは、「俺たちに明日はない」以来の名演技で、
アカデミー主演女優賞に輝いた。
脇役陣では、「ゴッドファーザー」などでも名演技を示したロバート・デュヴァルのほか、
ネッド・ビーティなどが脇を固めていた。
監督のシドニー・ルメットは、「12人の怒れる男」「質屋」「セルピコ」「狼たちの午後」
などの名作を残している。
1976年製作、米国作品
監督: シドニー・ルメット
製作: ハワード・ゴットフリード
脚本: パディ・チャイエフスキー
撮影: オーウェン・ロイズマン
音楽: エリオット・ローレンス
出演者:
ウィリアム・ホールデン(アカデミー賞主演男優ノミネート)
フェイ・ダナウェイ(アカデミー賞主演女優賞受賞)
ピーター・フィンチ (アカデミー賞主演男優賞受賞)
ロバート・デュヴァル
ネッド・ビーティ(アカデミー賞助演男優賞ノミネート)
ウェズリー・アディ
ビル・バロウズ
ビアトリス・ストレイト(アカデミー賞助演女優賞受賞)
コンチャータ・フェレル
ウィリアム・プリンス
ジョーダン・チャーニイ
ダリル・ヒックマン
ロイ・プール
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