このアトランダムの「女優」ピックアップも、「キーラ・ナイトリー」で、ひとまず
終了します。若手で、今後の期待ホープと見られるのがキーラ・ナイトリー(1985年3月26日生まれ
の21歳。若い)。
あれ、偶然にも、私の誕生日と同じ、3.26だ。親近感が増してきたぞ。
まだ、数本しか見ていませんが、歴史もの、アドベンチャーものなどの大作で、昔の伝統的な女優
の風格を見せ、正統派の美人女優として、活躍が続くことと思います。
初めて見たのは「パイレーツ・オブ・カリビアン」。男優の有名・人気どころ(ジョニー・デップ、
オーランド・ブルーム)のなかで、紅一点で、野性味もみせ、この映画の成功に貢献したと思います。
「ラブ・アクチュアリー」では、群像劇の中で、エピソードがたくさんある中、あまり
目立たなかったものの現代劇での若さと存在をアピール。
歴史的大作「キング・アーサー」では、クライブ・オーウエンと共演し、大作に花を添えていました。
「プライドと偏見」(未見)のような、貴族社会、上流社会が舞台の映画には、映えるのでは、と
考えています。
「パイレーツ~」の続編などが公開されることもあって、この夏も再び注目されることに
なりそうです。
振り返ってみると、映画・演劇一家に育ったナイトリーは、小さい頃から演技に関心があった
ようで、5、6歳で自分のエージェントを持つことに成功。7歳で、TVに出演。9歳で、
「A Village Affair」で映画デビュー。1年後にはサスペンス映画「イノセント・ライズ」にも
小さな役で出演。
1999年、大きな転機が訪れます。ハリウッド超大作「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・ メナス」で、ナタリー・ポートマン演じるアミダラ王女の影武者役を探していたスタッフの目に止り
大抜擢となりました。この作品をきっかけにハリウッドでの知名度が一気に上昇。その後は、
「オリバー・ツイスト」「ロビン・フッドの娘」「穴」とTVや映画で大きな役を演じるように。
2003年に2度目の転機が。この年、前年に出演した「ベッカムに恋して」が全米で公開され、
独立系としては異例のロングラン大ヒットを記録、アメリカでの人気が急上昇、ポスト・
ウィノナ・ライダーの正統派美形女優としてハリウッドでの地位を獲得。ハリウッド大作
「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」では、メインキャストの一角を占め、
同作の記録的大ヒットに貢献、名実ともにハリウッド・トップ・スターの仲間入りを果たしました。
翌2004年も「パイレーツ~」のジェリー・ブラッカイマー製作による歴史超大作
「キング・アーサー」へ出演、ハリウッドでもっとも旬な女優として、現在、大きな期待が
寄せられています。 最近1、2年の活躍は目を見張りますね。なんてたって21歳。これからだ!
出演作品:
■ パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(2006)
■ ジャケット(2005)
■ ドミノ(2005)
■ プライドと偏見(2005)
■ ロスト・ストーリー ~現代の奇妙な物語~(2005)
■ キング・アーサー(2004)
■ パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003)
■ ラブ・アクチュアリー(2003)
■ ベッカムに恋して(2002)
■ サンダーパンツ!(2002)
■ ドクトル・ジバゴ<TVM>(2002)
■ 穴(2001)
■ レジェンド・オブ・アロー<TVM>(2001)
■ スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999)
■ オリバー・ツイスト<TVM>(1999)
■ イノセント・ライズ(1994)