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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

【コーヒーブレイク】映画「ゴジラ-1.0」の観客動員が500万人を突破。興収75.8億円。DVDも好調売上。


ゴジラ-1.0」のX(旧ツイッター)公式アカウントで「観客動員数500万人を突破しました!ありがとうございます!!」と喜びと感謝の言葉が躍った。

ゴジラ-1.0」の興行収入が5月6日までの186日間で、75.8億円観客動員が503万人となり、大台の「500万人」を突破した。「引き続き映画館でも上映中です!」とアピールしている。※興収は「ゴジラ-1.0/C」(モノクロ版)も含む。2023年度に公開された実写映画では、興収No.1。

ちなみに「シン・ゴジラ」(2016)は興行収入82.5億円。あと7億円!

 

■追加:(5月9日)DVD売り上げ週刊売り上げトップ

第96回アカデミー賞で視覚効果賞を受賞した映画「『ゴジラ-1.0』DVD」が、初週1.5万枚を売り上げ、5月9日発表の最新「オリコン週間DVDランキング」(5月13日付)初登場1位を獲得した。

初週売上1.5万枚は「DVDランキング」のジャンル別「映画」において今年度最高初週売上を記録。2位には同作品の「【モノクロ映像版】『ゴジラ-1.0/C』DVD」が初週売上0.6万枚でランクインし、映画「ゴジラ-1.0」の映像作品が1位、2位を独占した。

     

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【映画音楽】「鉄道員」(1956)オリジナル・サウンド・トラック(OST)の魅力。

鉄道員」(1956)のサウンドトラックは心に染み入ります(笑)。映画のテーマは「一生懸命」生きるということ…。

ストーリーテラーである末っ子のサンドロ(エドワルド・ネヴォラ)のかわいらしさも大きな見どころ。この映画でシルヴァ・コシナが女優として有名になった。

 

戦後のイタリアが舞台。鉄道機関士の頑固者の父。そんな父に反抗する兄と姉、すべてを優しく包み込む母という家族。そんな一家を年の離れた幼い末っ子サンドロの純真な目線で描く、暖かく、そしてほろ苦いドラマ。

父の横暴に兄は不良化、姉は家出。そんな中、機関車の運転中に飛び込み事故が起きてしまう。子供の事、仕事の事、日々の暮らし。自分を悩ませるもの、しかしその全てを父は一生懸命に愛している。

母はそんな父を全力で支える。全ての登場人物が「懸命」に人生を生きている。胸が暖かくなる作品。

 

 

<主な出演者> 
シルヴァ・コシナ(Sylva Koscina, 1933年8月22日-1994年12月26日、61歳没)クロアチア(旧ユーゴスラビア王国)の女優。ザグレブ出身。

1956年にピエトロ・ジェルミ監督の「鉄道員」の長女・ジュリア役に抜擢されて映画女優人生が始まった。その後はイタリアのみならず、アメリカ・ドイツ等の映画に出演し国際派映画女優として活躍。

主な出演作品:「芽ばえ」(1957)「魂のジュリエッタ」(1965)「ネレトバの戦い」(1969)「マルキ・ド・サドのジュスティーヌ」(1969)「要塞」(1970)「黄金の七人 1+6 エロチカ大作戦」(1971)。

エドアルド・ネヴォラ、1948年2月23日ローマ生れ(現在75歳)。「鉄道員」の末っ子の少年サンドロの愛くるしさが話題となり人気を得た。
主な出演作品:「わらの男」(1957)「旅路はるか」(1959)「無敵の闘士」(1964)。

ルイザ・デラ・ノーチェ(1923年4月28日‐2008年5月15日、81歳没)
モデル出身。「鉄道員」で母親サーラを演じサン・セバスチャン映画祭で女優賞を受賞。

主な出演作品:「わらの男」(1957)「魂のジュリエッタ」(1965)「荒野の口笛奏者」(1967、日本未公開)

 

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映画「バーバリアン」(原題:Barbarian, 2022)を見る。”民泊ホラー”。

バーバリアン」(原題:Barbarian, 2022)を見る。民泊を利用した女性が恐ろしい事態に巻き込まれていく姿を予測不可能な展開で描いたホラー。

タイトルのバーバリアンとは野蛮人のこと。前半は不気味な中にも静かに進行。終盤はトンでも…な事態になるショッキングな光景が待ち構えている。

就職活動でデトロイトにやってきたテスは、翌日に控える面接のためにAirbnbで予約した民家にやって来た。家に入ろうとするとすでに別のサイトで予約したという男性、キースが滞在していて戸惑うテスだったが、深夜で大雨、しかも周囲のホテルはどこも予約が取れない状況のため、仕方なく朝まで過ごすことに。

最初こそ警戒していたものの、キースと共通の話題で盛り上がり、これから民泊をテーマにした恋愛映画が始まるのかと思いきや、地下室で謎の部屋を見つけてから驚くべきホラーの展開へ。

もしかして、キースはサイコパスなのか?それとも…?

・・・
激しい雨の降る夜遅く、テス(ジョージナ・キャンベル)の運転する車はデトロイト郊外のバーバリー通りにある家の前に到着する。

テスは明日行われる仕事の面接に備えて、Airbnb(民泊できる家や施設を探せる大手サイト)で選んだこの家に宿泊する予定だった。

ところが指定されたキーボックスに家の鍵がない。物件を管理する不動産会社に連絡するが不在で連絡がつかず、途方にくれるテス。

やむなく車に戻ったテスは、宿泊先の家に明かりが点いたことに気付く。家の呼び鈴を押すと若い男がドアを開けた。

テスがこの家は私の宿泊先だと訴えても、自分はHomeAway(同じく民泊施設を探すサイト運営会社)で借りたと言う男は怪訝な顔をする。

雨は激しく、不安を感じながらも男に勧められ家に入るテス。男のスマホには確かに家を借りた確認メールが届いていた。

この物件の宿泊予約がダブルブッキングされていたと知り困惑する2人。

テスは車に戻り宿泊可能なホテルを探そうとするが、キース(ビル・スカルスガルド)と名乗った男は外は危険な場所だ、良ければ家の中にいるよう提案した。

疑念を抱きつつテスは言葉に甘え、家の中でホテルに電話をするが空き室はない。この日デトロイトでは医療関係者の大きな学会が開催され、ホテルの部屋は埋まっていたのだ。

キースは寝室のドアは鍵がかかる、自分は居間のソファで寝るからここに泊まるよう提案しました。不安を覚えながらも言葉に従うことにするテス。

キースは彼女が警戒心を抱いていることを理解しつつ、一緒にワインを飲もうと提案。何かと気遣う態度を見せるキースにようやく心を許し、テスは明日ドキュメンタリー映画の監督のリサーチ職の面接を受けると話す。

その監督の映画をキースは見ていた。監督の次回作が、荒廃し不動産物件が安くなったデトロイトに集まったアーテストたちのコミュニティを描く作品と知り、自分も取材対象だと告げるキース。

キースはコミュニティの創設者の1人で、新たな活動拠点を求めてこのデトロイトのさびれた地域を物色していた。2人は意気投合して共にワインを飲み、会話は弾みプライベートまで語り合う。

スマホを置いて入ったので誰とも連絡できません。扉の鍵をこじ開ける物が無いか探していると、壁の穴からロープが伸びていると気付いたテス。

ロープを引くと地下室の壁の隠し扉が開いた。その先に入る事を躊躇したテスも、好奇心にかられ鏡の反射で内部を照らし隠された通路に入る。

通路の先の部屋は無人だが汚れたベットの脇には、三脚に据えられた古いビデオカメラとバケツが置いてあった。

壁には血で付いたのか、人の手形が残っていた。おぞましい目的で使用された部屋かもしれないと気付き、慌てて逃げ出したテス。

すると激しいノックの音がした。キースが帰って来たと気付いたテスは採光窓から彼に呼びかける。テスは気付いたキースに窓から家の鍵を渡す。

家に入ったキースがテスを地下室から解放した。隠された地下牢のような部屋があり、一刻も早く家から出ようと訴えるテスに、テスの発言が理解できないキースは中を確認すると言う。

怯えたテスは中に入る事を拒むが、地下室に閉じ込められないよう外で見張って欲しいと頼むキースの言葉に従う。しかしすぐ戻ると言って地下室に入ったキースは、いつまで経っても戻ってこない。

テスが呼びかけても返事がないので、やむなく地下室の扉を開けたまま固定し、階段を降り、隠し通路の先にいるキースに呼びかけるテス。

地下牢のような部屋にもキースの姿はなく、テスは部屋の先に扉があり、開けるとさらに下に降りる階段と細い通路があると気付く。

その先で見たものとは…。
・・・
ゾンビホラー映画が好きな人には面白いかもしれない。デトロイトにある廃墟化した町の不自然さ。無責任な宿泊委託業者。現地の警察官の対応の悪さと性格の悪さ。これらには見ている側も苛立ちを覚える。

恐怖に陥れられたダメ男の末路もさらに輪をかけて最悪な展開に…。テスの知り合いの女性から宿泊場所を聞かれて応えると、その女性は眉を顰(ひそ)める。知る人ぞ知る「行ってはいけない場所」だったのだが、テスには響かなかったようだ(危ない街はとっとと逃げ出せよ)。

ゾンビも逃げ出す恐ろしいことが待ち構えていたのだった(そらみたことか)。

まったく予備知識なしで見たので、主人公のテスと同様に、一体どうなっている…という好奇心と恐怖にかられながらストーリーに入っていくことになる。終盤は様相が一変する恐怖ホラーになっていく。

 

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映画「緑色の部屋」(原題:La Chambre verte、1978、仏、フランソワ・トリュフォー監督)を見る。

緑色の部屋」(原題:La Chambre verte、1978、仏)は、レアな作品のひとつで、フランソワ・トリュフォー監督の「恋のエチュード」「アデルの恋の物語」と合わせた「ロウソクの三部作」と呼ばれた作品のひとつ。

この映画のカメラマンのネストール・アルメンドロスは「野性の少年」でもロウソクを使った撮影に挑戦している。

結婚後わずかの間に事故で死んでしまった若妻の肖像や遺品で飾られた“緑色の部屋”で生活する男の死者への愛情を描く。

監督のトリフォー自身が繊細すぎる孤独な男を自作自演する、悲痛な追想の愛の映画。共演は「アメリカの夜」のナタリー・バイ(のちの「ポルノグラフィックな関係」が秀逸。笑)ほか。

<ストーリー>
第1次世界大戦から10年後の1928年、フランス東部の小さな町。田舎町の新聞「グローブ」で死亡欄を担当するジュリアン・ダヴェンヌ(フランソワ・トリュフォー)は、若くして亡くした妻ジュリーを一日たりとも忘れたことはなかった。

 

ジュリアンは、友人ジェラール・マゼ(ジャン・ピエール・ムーラン)の夫人ジュヌヴィエーブの葬儀に出かけ、悲しみのあまり泣きうなだれる友人を心から慰めた。

ジュリアンはイタリアを旅行中に、若くして亡くした妻ジュリーへの愛情を忘れないために彼女の写真や遺品を飾った秘密の部屋「緑色の部屋」を作った。

40代になった今も独身を続け、家政婦(ジャーヌ・ローブル)と聾唖の少年ジョルジュ(パトリック・マレオン)と共にひっそりと暮らしていた。緑色の部屋には、ジュリーの肖像や遺品が置かれていた。

“グローブ”社の編集部に勤めていたがジュリアンには1人だけ許すことのできない人間がいた。それはポール・マシニーという政治家。かつてはジュリアンの親友だったが、非情にも彼はジュリアンを裏切ったのだった。

ある日ジュリアンは、妻ジュリーの実家であるヴァランス家の家具や調度品などが競売されることを知り出かけた。形見の指輪を探していると、セシリア・マンデル(ナタリー・バイ)という女性が協力してくれた。

後日、競売で指輪を買い戻すために家政婦を競売に参加させ買い取った。

セシリアもジュリアンと同じく死者を大切にする心を持っていた。死を崇める心、死者を大事にする気持ちがふたりを親しく結びつけ、ふたりは互いに強く心ひかれた。

ジュリアンは古い礼拝堂を買い取って、そこを「死者たちの祭壇」とし、心に残る死者たちをあつめてロウソクをともした。

  

ジュリアンはセシリアと共同で祭壇を管理することにしたが、ある日、セシリアの部屋に、生前は彼の宿敵であったポール・マシニーの写真を見つけた。

セシリアは彼の愛人だったのだ。ジュリアンは絶望のあまり部屋に閉じこもって、餓死するがままにまかせた。

セシリアは電話にも返事をしないジュリアンに手紙で思いを伝えた。ジュリアンは瀕死の体をステッキで支え礼拝堂までやって来て、ポール・マシニーのためにロウソクをともすようにと頼むとセシリアの前で息絶えた。

セシリアは涙を流しながら祭壇のロウソクの最後の一本に火をともした。そして名前を発した。ジュリアン・ダヴェンヌ…と。

・・・
かなりレアな作品で、私家版DVDで鑑賞。現在はフランソワ・トリュフォー Blu-rayセット(収録:「黒衣の花嫁」「アデルの恋の物語」「緑色の部屋」HDマスター版)が販売されている。

トリュフォーは自作への3度目の出演となるこの作品。「いかに死者を愛せるか」というテーマを打ち出し、その象徴である「死者たちの祭壇」の無数のロウソクの光について、トリュフォー監督は哲学者バシュラールの言葉「夢想を呼び起こすこの世にあるかぎりの物象のなかでも、炎は最大の映像要因のひとつである」を引いている。

ナタリー・バイをいかに美しく撮るかに終始しているようなトリュフォーの映画だった。

<キャスト>
■ジュリアン・ダヴェンヌ:フランソワ・トリュフォー…フランスの田舎の新聞社「グローヴ」編集部勤務。死亡欄を担当。新婚で若い妻ジュリーを亡くす。生きた人々より死者のほうが親しくなれると考えている。一部では変人扱いされ嫌われている。自宅の「緑色の部屋」には友人らの死者の写真や額が壁一面に貼られ、祭壇のようにロウソクが灯されている。


■セシリア・マンデル:ナタリー・バイ…美しい未亡人で、ジュリアンの宿敵だった政治家マシー二と愛人関係にあった。ジュリアンに共感し、告白の手紙を書くが、ジュリアンが目の前で亡くなる。

■ジェラール・マゼ:ジャン=ピエール・ムーラン…ジェラールの友人。ジュリアンと同様、妻ジュヌヴィエーブを亡くして悲嘆にくれる。
■家政婦:ジャーヌ・ローブル…ジュリアンの古くからの家政婦。オークションなどに代理で出席もする。

■ジョルジュ:パトリック・マレオン…聾唖の少年でジュリアンの甥。
■ベルナール・アンベール:ジャン・ダステ

 

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【懐かしの映画音楽】「街の灯」「風と共に去りぬ」「オズの魔法使」…。


懐かしの映画音楽。「街の灯」(1931)は何度見ても、同じシーンで”目頭”が熱くなる。

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【コーヒーブレイク】ギドラさんから「ゴジラ-1.0」とモノクロ版「ゴジラ-1.0/C」のブルーレイ届く。

ゴジラ-1.0(マイナスワン)」とモノクロ版である「ゴジラ-1.0/C」のブルーレイが、「四丁目」のギドラさんから送られてきました。これは、誕生日プレゼントの一部と、クイズの特典利用によるものです。

ギドラさんありがとうございます。

 

モノクロ版は劇場で観ていなかったので、楽しみです。

ゴジラ-1.0」は第96回アカデミー賞「視覚効果賞」を受賞。日本での興行収入も4月29日までの179日間で75.2億円観客動員も500万人(498.6万人)と大ヒット。アメリカでの興行収入も実写版の邦画史上歴代1位となったようです。

ちなみに日本における映画興行収入歴代ランキングでは、邦画・洋画、アニメなど全作品の中で「94位」とトップ100入りを果たしている。「シン・ゴジラ」(78位)まであとわずかだった。

Amazonプライムビデオでは配信もスタート。「ゴジラ‐1.0」の余韻はまだまだ続く。

 

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【もし今シリーズ】【実写版】「ルパン三世 カリオストロの城」が実写化されたら…(YouTubeより)。

「もし今」シリーズが面白いのでアップした。
ルパン三世 カリオストロの城」をいま実写化したら…笑。
そして、キャストを選んでみたら…。YouTubeで紹介されていた「ルパン三世 カリオストロの城」は実は第二弾。

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ギドラさんが全力で勧めるように、あと10回くらい見ないと、この映画の本当のすばらしさは判らない(笑)。カーチェイスだけでも、これを見たらカーチェイス映画は作れないと絶賛していたのはスティーブン・スピルバーグ監督

大野雄二による主題歌「炎のたからもの」の曲の旋律がすばらしい。

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ときどきYouTubeから記事ネタを引っ張り出してきます(笑)。

・・・

ちなみにYahooブログ時代に「アニメ映画」ベスト10投票を行った際に1位に輝いた作品。

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