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映画「ブロウ」(原題:Blow, 2001)を見る。ジョニー・デップ主演。

ブロウ」(原題:Blow, 2001)を見る。ジョニー・デップ主演。1970年代、ドラッグディーラーの若き帝王としてアメリカ裏社会に君臨した伝説の男、ジョージ・ユングのその栄光と挫折を描いた実録ドラマ。

タイトルのブロウは「コカイン」の俗語。アメリカにコカイン(麻薬)が、メキシコやコロンビアから入り始めたころの様子が描かれている。

共演は、後に「それでも恋するバルセロナ」でアカデミー助演女優賞に輝くペネロペ・クルス。監督は、本作を発表した翌年に惜しくも急死を遂げた「ビューティフル・ガールズ」のT・デミ

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両親の悲惨な家庭生活を見て自分は貧しくならないと子ども心に固く誓ったジョージ。青年となり、ヒッピー文化が興隆する1960年代のカリフォルニアに移り住んだ彼は、知り合ったスチュアーデス(CA)のつてにより大麻売買の元締めデレックと出会い、コカインの末端の売人になる。

ビーチなどでのコカインの販売で有名になり、メキシコから安く大麻を調達しようとたくらんだジョージは小型機をチャーターして現地へ。持ち前の度胸と才覚を武器にカリスマ的なドラッグディーラーの座にまでのし上がり、巨万の富を手に入れた彼だったが…。

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アメリカの裏社会に君臨した実在の人物、ジョージ・ユング。一般には知られていないが、アメリカンドリームの裏面史を実現したユングの山あり谷ありという波乱の人生をジョニー・デップがハマリ役で熱演している。

1960年代から1980年代あたりまでの半生をたどる、まるでジェットコースターのような裏社会を生きる人生ストーリーが展開し、当時のファッションや車などの映像も見どころ。父と息子、娘と父の絆についても深く描かれている。

ジョージの母親は、息子のジョージが麻薬で収監されたりのニュースが広まったことから、周りから白い目で見られると、ジョージに母子断絶を言い渡す。

収監中に、庭で成長した娘が面会に来たという幻影を覚えるシーンは胸を打つものがある。

<メインキャスト>
ジョニー・デップ:ジョージ・ユング…コカイン・ディーラーとして上り詰める。
ペネロペ・クルス:マーサ・ユング…別の男との婚約を破棄しジョージと結婚。
ジョルディ・モリャ:ディエゴ・デルガド
フランカ・ポテンテバーバラ・バックリー
イーサン・サプリー:トゥナ…ジョージの幼友達で、大人になっても麻薬売人の仲間。
レイチェル・グリフィス:アーミン・ユング…ジョージの母
レイ・レオッタ:フレッド・ユング…ジョージの父
ジェイミー・キング:クリスチーナ・ユング…ジョージの娘

Netflix で視聴。

 

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