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映画「ハリウッド的殺人事件」(原題:Hollywood Homicide、2003)を見る。

ハリウッド的殺人事件」(原題:Hollywood Homicide、2003)を見る。ハリソン・フォードジョシュ・ハートネットが刑事コンビを組むバディ映画。Netflixで配信しているが、タイトルすら知らなかった映画。Homicideは殺人のこと。


主役のコンビが二人がともに副業を抱えているというのがユニークで、シリアスというよりも、ドタバタコメディといった様相。


脚本のロバート・ソウザはロス市警の元警官で、殺人課で14年間勤務。現役当時、主役の一人ギャビランと同様、不動産仲介業を副業としていた。また相棒も俳優志望というのが映画に生かされている。


ストーリーとしては、全体が散漫で、特に前半は平凡。ラスト近くで、ビルの上の格闘アクションや、警察上層部の不正が暴露される展開に見どころがある。

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ロサンゼルス市内のクラブで銃撃事件が発生し、出番を終えたばかりのヒップホップグループ「H2Oクリック」のメンバーが殺害された。


捜査担当となったジョー・ギャビラン(ハリソン・フォード)とK・C・コールデン(ジョシュ・ハートネット)は現場の状況から、銃撃事件がこのメンバーらを暗殺するためのものと断定し捜査をすすめていく。


捜査を進めるうえで、副業の心配が二人を悩ませていた。ギャビランは不動産業で、抱えた物件が捌(さば)けずに苦しんでいた。


一方、コールデンはヨガ教室を営んでいて、また生徒の美女たちとそれなりに楽しい生活をすごしていたが、役者になると言う夢にこだわりを持っており、また銃の扱いが下手であるなど刑事としての才能のなさでも苦労していた。


ギャビランは大きい取引をまとめたいと腐心。コールデンは目前に迫った自主制作の舞台に向けて気が気でない。


そんな二人にチャンスが訪れる。コールデンの教室に通う女性のツテで、自宅の豪邸を売りたいと言う大物プロデューサーと知り合うことができたのだ。


ギャビランにしてみればこの取引をまとめれば、相当の手数料を手に入れることができる。一方、コールデンにしてみると、大物プロデューサーに自分の演技を見てもらうまたとない機会。


捜査のかたわら訪れたプロデューサー宅で、ギャビランは72時間の独占交渉権を得る。またコールデンはとりあえず舞台のチケットとパンフレットをおいてくることに成功したのだが…。



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ハリソン・フォードは、この映画撮影時に還暦を迎えており、アクションなどは往年の「インディ・ジョーンズ」並みのキレ味がない。すでに「昔の名前で出ています」的な印象だった。

ジョシュ・ハートネットは24歳で、副業のヨガのインストラクターで、女の生徒にモテモテ。ハリソン・フォードも負けじと頑張るのだが…笑。

映画の冒頭に、有名なハリウッドの文字の看板(※)が登場。そのあとに、ロサンゼルスにある「Hollywood」の名前を冠した飲食店、ホテルなど様々な文字が登場し、この界隈はハリウッド一色であることを印象付けている。

(※)ハリウッドサインは、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスのサンタモニカ丘陵のリー山の一角にあるハリウッドヒルズ地区に設置された、有名なランドマーク。このアイコン的なサインは、この地域の地名を、高さ14m、幅110mにわたって並べられた文字で表している。このサインは1923年に屋外広告として設置されたもので、設置後は時間の経過とともに広く知れ渡るようになった。

 

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