日本将棋連盟が愛知県に「名古屋対局場」(仮称)を6月に開設する。
これにより「将棋会館」(東京都)「関西将棋会館」(大阪府)に次いで三番目の公式対局拠点の誕生となる。
関東・関西に続いて、中部・東海エリアの将棋の普及・発展や、東西両将棋界の交流促進を図るのが目的という。
対局場の開設場所は、名古屋市のランドマークタワーで東海地区最高峰の地上247メートル、47階建ての「ミッドランドスクエア」に入居するトヨタ自動車名古屋オフィス内の25階に設けられ、主に順位戦の対局拠点として使用される。第81期順位戦の開幕局(6月)から、将棋界の第三の拠点となる。
「ミッドランドスクエア」はJR名古屋駅から徒歩1分の好立地。愛知県瀬戸市在住の藤井聡太竜王(=王位、叡王、王将、棋聖=)の地元対局には移動もスムーズ。
順位戦では来期はA級で名人への挑戦権を目指すが、連盟は「藤井五冠は9局中6局は名古屋対局になる見込み」と説明。
最年少名人の記録がかかる藤井五冠にとって、追い風となりそうだ。
佐藤康光会長は「トヨタ自動車にご協力を賜り、名古屋対局場開設の運びとなりました。近年は藤井竜王をはじめ、中部・東海エリア出身の棋士・女流棋士の活躍が目覚ましいですが、より一層の将棋文化の発展と中部・東海エリアの地域活性化に努めてまいります」とコメントを寄せた。
将棋界に藤井フィーバーと名古屋フィーバーのWフィーバーが起こりそうだ。
藤井五冠は、羽生九段との最年少タイトル獲得が比較されるが、羽生九段の記録を次々に更新している。六冠・七冠の更新もほぼ間違いなさそうだ。
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なお、余談ながら、ミッドランドスクエアの5Fには「ミッドランドスクエアシネマ」がある。
【ミッドランドスクエアシネマ】
豊かな時間と感動を演出する環境・音響・映写機器の全てにこだわった都市型シネマコンプレックス。環境面では、光触媒ソフトレザーの「レギュラーシート」、プライベート空間を守り2重低反発技術による人間工学に基づいた「プレミアムシート」、大画面をより近くで味わいたい方への「リクライニングシート」など、映画を楽しむための3つのシートを用意。
中部地区初、最高品質上映システム「ドルビーシネマ」を導入。映画を愛するすべての人のための「コンセプトプレミアムシアター」ということで一度、覗いてみたい。
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