Yahooニュースによると、クリント・イーストウッド(90歳)が、N・リチャード・ナッシュによる1975年発表小説「クライ・マッチョ(Cry Macho)」の映画化作品で監督兼製作(共同)兼主演を担う。
「クライ・マッチョ」は、メキシコシティで母親と一緒に暮らす少年を誘拐し、自身の元雇い主であるテキサスに暮らす父親の元へ届けて5万ドル(約530万円)を稼ごうと企てる馬調教師マイク・ミロ(クリント・イーストウッド)の姿を描く作品。
イーストウッドが映画に出演するのは2018年の「運び屋」以来。
新作は、1980年代にもイーストウッド主演兼監督で製作の話が持ち上がっていたが、本人が1988年作「ダーティハリー5」に専念することになり、製作へは至らず。
2000年代には、アーノルド・シュワルツェネッガーが同作に関心を示したが、2003年にカリフォルニア州知事選に出馬したことから一度保留、2011年にはシュワルツェネッガー主演作「Cry Macho」として発表されるも製作されることはなく、今回、イーストウッドが新たに手がけることになった。
ネットなどを見ると、2012年にシュワルツェネッガーの映画が既成事実のような記事がでているが、シュワちゃんも今頃は映画化に関われず「暗いマッチョ」になっているかも(笑)。
90代になっても、現役で監督・主演を演じるイーストウッドは、もはや超人というほかない。