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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「メン・イン・ブラック:インターナショナル」(原題:Men in Black: International、2019)

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メン・イン・ブラック:インターナショナル(原題:Men in Black: International, 2019を見た。MOVIXさいたまにて(9:00~)。ポイント利用で。
 
1997年公開の「MIB」はシリーズとして3作品続いたが、今回はスピンオフ作品。製作総指揮はスティーブン・スピルバーグ。奇想天外なSFアクションで、途中睡魔と格闘した(笑)。
 
ド派手なアクションだけが見所か。
ただ、脇役出演陣は豪華。
 
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今は中年アクションスターとなった「96時間」シリーズのリーアム・ニーソン(6月7日に67歳)や、悪役で”美魔女”ともいうべきレベッカ・ファーガソン(「グレイテスト・ショーマン」)、白髪で貫禄たっぷりのエマ・トンプソン(「日の名残り」「ウォルト・ディズニーの約束」)などが出演しているからだ。
 
準主役で、バディを組む女性が幼い頃、かわいいエイリアンに出くわし、お互いに名前だけは教え合い(少女の名はモリー)、逃がしてやったのだが、20年後にそのエイリアンが形を変えて現れ「モリーか?」とまさかの再会をするシーンだけはグッとなった。
 
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地球上に生息するエイリアンが犯罪や侵略行為を行わないように監視・取り締まりを任務とする最高機密機関「メン・イン・ブラック」(MIB)
 
”メン”とあるとおり、男の世界だが、女性がいても組織名は変えないという。そこに、新人女性エージェントM(テッサ・トンプソン)がやってくる
 
彼女の教育係は、チャラい先輩エージェントH(クリス・ヘムズワース)。
少女時代から宇宙の神秘に興味を抱いていたMは、宇宙人を監視するMIBに興味を抱いていたので念願かなってのエージェントだった小柄で愛らしく、真面目なしっかり者。
 
このMがHとタッグを組んで、ロンドンのMIB内部に潜伏するスパイを摘発するという初ミッションに挑むことになるしかし、スパイ側は裏工作を進め、二人は次第に追い詰められていく。
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いくつか勝手に拾った見所。
見所①:車のサイドミラーやホイールが戦闘銃になったり、ボンドカーやバットモービルにも負けない機能を搭載したMIB戦闘車など、ド派手なアイテムの数々。なかでも破壊力抜群の最新鋭銃器は、ここぞという時に外には使わないとしていたが、「(使うのは)今だ!」という時のシーンは度肝を抜かれる。
見所②:レベッカ・ファーガソン演じるリザが住む要塞「リザの要塞」は、そこに行ったら必ず死ぬと言われる孤島にあるが、こんな場所があるのかと息を呑む。
見所③:舞台となる世界的都市。パリ(エッフェル塔が・・・塔の上の方で、男が女性にプロポースをしているシーンがあるのだが・・・)、ニューヨーク・ブルックリンなど。
見所④:エイリアンなどクリーチャー。3頭の蛇、ゴルフの3番ウッドで退治しようとするあらいぐまではない化物、最大の驚きは、MIB内のスパイの真の姿!キュートなポーニーなど。
 
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元祖「MIB」と比べてしまうと、ユーモアなどが少なく、物語の面白さもイマイチ。今後シリーズが続くかわからないが、もういいという気もする。
 
オープニングで、映画会社のロゴが出るが、SONYの文字のあと、例によって松明(たいまつ)を持った女性のCOLUMBIAのマークが出るが、黒いサングラスをかけるという「MIB」専用のシーンがチラリ。
 
それにしても、制作費は前作「MIB3」の半分の約1億ドル強(100億円強)だというが、エンドロールに関わった人物の名前を見るだけでも、”なんとかアーティスト”というだけで数百人規模で名前がズラリ。その他、国別のチームの名前も延々と・・・。お金がかかるわけだ(笑)。
 
メン・イン・ブラック インターナショナル
(2019年6月14日より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー)
監督:F・ゲイリー・グレイ
出演:クリス・ヘムズワーステッサ・トンプソンリーアム・ニーソンエマ・トンプソンレベッカ・ファーガソン
 
★★ (御用とお急ぎでない方は・・・)