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★訃報:米歌手・女優ドリス・デイ(「ケ・セラ・セラ」)死去。97歳。

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アルフレッド・ヒッチコック監督の「知りすぎていた男」などで知られる米国の歌手で女優のドリス・デイ13日、肺炎のためカリフォルニア州カーメルバレーの自宅で死去。97歳だった。大往生と言えるかもしれない。
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1922年、オハイオ州シンシナティ生まれ。
15歳から歌い始め、1945年に「センチメンタル・ジャーニー」が大ヒット。女優としても活動し1946年、24歳の時にワーナー・ブラザースのオーディションを受け同社と契約。1948年には「洋上のロマンス」(原題:Romance on the High Seas)で映画デビュー。映画の評判がよく1949年には2本、1950年に主題歌もヒットした「二人でお茶を」など3本、1951年には5本も出演するほどのど売れっ子となった。
 
1953年西部劇ミュージカル映画カラミティ・ジェーーンの大ヒットで人気を不動にした。
 
代表作といえば、なんといっても1956年のアルフレッド・ヒチコック監督知りすぎていた男(原題:The Man Who Knew Too Muchで歌った「ケ・セラ・セラ」。曲が大ヒットし、ドリス・デイの代表作になった。「ケ・セラ・セラ」はアカデミー歌曲賞を受賞。日本でも歌詞を日本語訳され、雪村いづみペギー葉山らの競作によってヒットした。
 
1968年に夫が亡くなり映画界を引退。
活躍の場をテレビに移しドリス・デイ・ショー1968年ー1973年)を中心に活躍。
1976年に4度目の結婚をするが、1981年には離婚。その後は動物愛護に力を注ぎ、カリフォルニア州カーメルに設立した「Doris Day Animal League」で、家庭内ペットの世話の方法などを指導していた。
 
2004年に米国の民間人の最高勲章である大統領自由勲章を授与されたほか、2008年にはグラミー賞の生涯貢献賞を贈られた。
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ケ・セラ・セラ」は、日本ではペギー葉山のカバーが印象に残るが、ペギー葉山は2年前に亡くなった(享年84歳)。ドリス・ディは、ペギー葉山よりも11歳年上だったので、ニュースの一報を知って、逆にまだ存命だったことに驚いた。
 
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ウイスキーが好きな人は、きょうは「トリス・デイ」になるかもしれない。
 
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ウイスキーは飲まないので、ドリスを偲ぶ”ドリス・デイ”として音楽を聴いて過ごしたい。
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 そういえば綾瀬はるかのニッセイのCMでも使われたことがある。

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ご冥福をお祈りいたします。