日本人力士の優勝は、稀勢の里以来、8場所ぶりとなる。
長野県出身の力士の優勝は初。連日、長野県からの応援団が目立った。
名古屋場所は、白鵬・鶴竜・稀勢の里の横綱3人の力士が休場し、新大関の栃ノ心も途中休場するなど、波乱のスタートだった。しかも、最高位の大関二人(高安、豪栄道)が、優勝争いに加わらず、カド番脱出が精一杯という盛り上がりに欠けた場所となった。
ところが、初日から11連勝するなど、常に優勝争いを牽引してきた御獄海が名古屋場所を盛り上げた。平幕の二人の力士が3敗の2差で追いかけたが、御獄海が自力で勝ち優勝した。優勝インタビューでは、これまでの苦節が思い出されたのか、しばらく言葉が出なかった号泣姿が印象的だった。
今のところ、11勝が最低ラインと言われているが、今場所、残りを勝ち14勝1敗で優勝に花を添えると11勝なら文句なく大関昇進となりそう。
■御嶽海の過去1年の成績は以下のとおり。
御獄海・過去1年間の成績 | ||
2017年 | 名古屋 | 9勝6敗 |
秋 | 8勝7敗 | |
九州 | 9勝6敗 | |
2018年 | 初 | 8勝7敗 |
春 | 7勝8敗 | |
夏 | 9勝6敗 | |
名古屋 | 13勝1敗※ | |
※14日目まで |
この1年間は、ほぼ安定して、8勝・9勝としてきたが、2桁(10勝以上)がなかった。
ただ、今場所に限っては、相当力をつけてきたとみられ、精神面でも強くなったと言われる。横綱陣が、白鵬を筆頭に年齢的にもピークを過ぎていると言わざるを得ない状況で、25歳の御嶽海に対する期待がますます大きくなっている。
・・・
ギドラさんのブログでの大相撲予想クイズでは、優勝予想で「御嶽海」の優勝予想はゼロ。ちなみに予想は「白鵬」4人(fpdほか)・「栃ノ心」4人(MARUMAさん、ジーナさん、パットマンXさんほか)・「鶴竜」2人・「豪栄道」1人だった。
幕内復帰を果たした若手有望株の阿武咲(おうのしょう)の成績予想では、14日までの成績が「9勝5敗」。千秋楽の結果次第。
「10勝5敗」予想・・・3人(fpd、tosaさん、えみこさん)
「9勝6敗」予想・・・4人(ジーナさん、およやんさんほか)
あと1勝を積み上げて2桁になるかどうか。
(御嶽海・阿武咲への期待記事。)
追加: 御獄海は13勝2敗で初優勝。
阿武咲は10勝5敗。(fpd予想が的中)
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