「情婦」
サスペンス映画の「サスペンス」とは”人の心を宙吊りにする”という意味のようだ。
サスペンス映画は、とくに犯人やストーリー展開を推理させ緊張感を持たせたストーリーにより、観客をぐいぐい引っ張っていく映画ジャンルである。
古くは1949年のキャロル・リード監督の「第三の男」やヒッチコックの「北北西に進路を取れ」、アガサ・クリスティー原作ものや「シャレード」「羊たちの沈黙」「セブン」「ユージュアル・サスぺクツ」などの流れがあるといえる。
サスペンス映画のもう一つの流れは、サスペンス映画の金字塔と言われた1958年のルイ・マル監督のフランス映画「死刑台のエレベーター」で、1960年のルネ・クレマン監督の「太陽がいっぱい」、同1969年の「雨の訪問者」などのフランスのサスペンス映画の流れがある。
ちなみに、Googleで「サスペンス映画の傑作」と関連で検索したら、「驚きの結末が待っている--サスペンス映画傑作選」というのがあった。
「メメント」 ★★
だれもが知っている作品もあれば、聞いたことがないという映画もあった。
13作品のタイトルと主演は以下の通り。印は見ている作品。
1. 「セブン」 ~ ケビン・スペイシー ☆☆☆☆
2. 「ソウ」 ~ ケアリー・エルウェズ (未見)
3. 「ジェイコブス・ラダー」 ~ ティム・ロビンス ★★
4. 「スティング」 ~ ポール・ニューマン ☆☆☆☆
5. 「シックス・センス」 ハーレイ・ジョエル・オスメント ☆☆☆
6. 「アイデンティティー」 コレクターズ・エディション ~ ジョン・キュー ★★
8. 「チャイナタウン」 ~ ジャック・ニコルソン ☆☆☆
10. 「アフタースクール」 ☆☆☆
11. 「エスター」 ~ ベラ・ファーミガ (未見)
12. 「デッド・サイレンス」 ~ ライアン・クワンテン (未見)
13. 「ザ・ウォーカー」~ デンゼル・ワシントン (未見)
別なところで、「サスペンス映画」のおすすめは?では、以下のような作品があった。
「恐怖の報酬」~ イブ・モンタンのオリジナル ☆☆☆☆
「メメント」 ★★
「ファーゴ」 ★★
「追い詰められて」(No Way Out) ☆☆☆
「ミュンヘン」
「ミュージック・ボックス」 ✩✩✩
「Z」~ イブ・モンタン ☆☆☆☆+
「ミッドナイト・エクスプレス」 ☆☆☆☆
「情婦」~ マレーネ・デートリッヒ ☆☆☆☆
などである。
「ミッドナイト・エクスプレス」を見たときには、恐怖とハラハラドキドキで手が汗ばんでしまった(笑)。
fpd一押しの「Z」が入っていたのがまずうれしい。
このほかにも「危険な情事」「白と黒のナイフ」「LAコンフィデンシャル」「彼が二度愛したS」(Deception)「ブラックブック」「あるスキャンダルの覚え書き」などがお気に入りのサスペンス映画の一部。
あと50本くらいは挙げられそうだが、この辺で(笑)。