アカデミー賞作品賞(9ノミネーションの合成シーン)
第84回アカデミー賞の受賞作品は、予想通り、大本命だった2作品が、それぞれ5部門づつの受賞と圧倒的な強さを見せた。フランス映画のアカデミー賞作品賞は初の快挙。無声(サイレント)映画の作品賞も84年の歴史で83年ぶり。「ヒューゴの不思議な発明」も舞台がパリ。奇しくもフランス関連が、今回のアカデミー賞で圧勝した。
●「アーティスト」
「作品賞」
「監督賞」(ミシェル・アザナビシウス)
「主演男優賞」(ジャン・デュジャルダン)
「作曲賞」
「衣裳デザイン賞」 ジャン・デュジャルダン(39)→
●「ヒューゴの不思議な発明」
各賞の受賞は以下の通り。赤字は、fpd予想が的中!
(主要18部門:18打数9安打=5割打者!すごい。自分をほめる(爆)。
①作品賞:「アーティスト」
②監督賞:ミシェル・アザナビシウス(「アーティスト」)
③主演男優賞:ジャン・デュジャルダン(「アーティスト」)
④主演女優賞:メリル・ストリープ(「マーガレット・サッチャー鉄の女の涙」)
⑤助演男優賞:クリストファー・プラマー(「人生はビギナーズ」)
⑥助演女優賞:オクタビア・スペンサー(「ヘルプ 心がつなぐストーリー」)
⑦脚色賞:「ファミリー・ツリー」アレクサンダー・ペイン、ナット・ファクソン、ジム・ラッシュ
⑧脚本賞:「ミッドナイト・イン・パリ」ウッディ・アレン
②監督賞:ミシェル・アザナビシウス(「アーティスト」)
③主演男優賞:ジャン・デュジャルダン(「アーティスト」)
④主演女優賞:メリル・ストリープ(「マーガレット・サッチャー鉄の女の涙」)
⑤助演男優賞:クリストファー・プラマー(「人生はビギナーズ」)
⑥助演女優賞:オクタビア・スペンサー(「ヘルプ 心がつなぐストーリー」)
⑦脚色賞:「ファミリー・ツリー」アレクサンダー・ペイン、ナット・ファクソン、ジム・ラッシュ
⑧脚本賞:「ミッドナイト・イン・パリ」ウッディ・アレン
⑨美術賞:「ヒューゴの不思議な発明」
⑩撮影賞:「ヒューゴの不思議な発明」
(11)衣装デザイン賞:「アーティスト」
(12)編集賞:「ドラゴン・タトゥーの女」
(13)メイクアップ賞:「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」
(14)作曲賞:「アーティスト」
(15)主題歌賞:“Man or Muppet”(「ザ・マペッツ」)
(16)音響編集賞:「ヒューゴの不思議な発明」
(17)音響録音賞:「ヒューゴの不思議な発明」
(18)視覚効果賞:「ヒューゴの不思議な発明」
⑩撮影賞:「ヒューゴの不思議な発明」
(11)衣装デザイン賞:「アーティスト」
(12)編集賞:「ドラゴン・タトゥーの女」
(13)メイクアップ賞:「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」
(14)作曲賞:「アーティスト」
(15)主題歌賞:“Man or Muppet”(「ザ・マペッツ」)
(16)音響編集賞:「ヒューゴの不思議な発明」
(17)音響録音賞:「ヒューゴの不思議な発明」
(18)視覚効果賞:「ヒューゴの不思議な発明」
(19)長編アニメーション賞:「ランゴ」
(20)長編ドキュメンタリー賞:「UNDEFEATED」
(21)外国語映画賞:「別離」(イラン)
(22)短編アニメーション賞:「THE FANTSTIC FLYING BOOKS OF MR.MORRIS LESSMORE」
(23)短編実写映画賞:「THE SHORE」
(24)短編ドキュメンタリー賞:「Saving Face(原題)」
第84回アカデミー賞では、各賞が予想通りの結果となるなか、主演女優賞は「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」のメリル・ストリープが「また?」と思っているでしょうというほどの意外な(予想はしたが)結果となった。79年に「クレイマー、クレイマー」で助演女優賞、82年に「ソフィーの選択」で主演女優賞を獲得しており、今回で3度目の栄冠を手にした。
また、「人生はビギナーズ」に出演したクリストファー・プラマーは、助演男優賞を獲得。82歳で史上最高齢受賞という快挙を成し遂げた。「サウンド・オブ・ミュージック」(1965)で演じたトラップ大佐の時は、落ち着いていると思えたが、30歳後半だったのには驚く。
ちなみにfpdの「アカデミー賞」事前予想はこちら: