「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」(映画より)
TVでドラマ「ライアー・ゲーム」シリーズというのがあり、その一部(シーズン1第9話)をTV(CS放送)で見た。YouTubeでも視聴が可能。この種のゲームをテーマにした映画は、「カイジ」などがあったが、ハマる人には面白いようだ。
「ライアー・ゲーム」は「Liar Game ファイナルステージ」として映画化もされている
(↑YouTube).
ストーリーは、欲望に目がくらんだ人々が、参戦、次々に、ライアー・ゲーム(ウソつきゲーム)が展開される。
究極の騙し合いが面白い。二重三重の策略。最後に笑うのは、泣くのは・・・。
ただ、シリーズ全部を見るには根気がいりそう。映画で一度見ておくか、という程度か。
主人公の若い女性は、周囲から「バカ正直のナオ」と呼ばれる程、他人を信じやすい女子大生・神崎直(戸田恵梨香)。そんな彼女のもとに小包が届けられる。 「LIAR GAMEに参加される場合のみ、この箱をお開けください」という注意書きをよく読みもしないうちに、直は小包を開封してしまう。その中には1億円分の札束がしまわれており、「いかなる手段でもかまいません。対戦相手からマネーを奪ってください」と書かれていた。
こうして直は、謎の組織が主催するゲーム・トーナメント「ライアーゲーム」の第一回戦「1億円奪い合いゲーム」に強制的に参加させられる事になった。
なんとかゲームを降りようとするが、どこに相談してもまともに取り合ってもらえない。やがて、対戦相手が発表されたが、その相手は直の中学時代の恩師、藤沢だった。早速藤沢のもとへ向かった直だったが、藤沢の言葉に惑わされ、まんまと1億円全額騙し取られてしまう。なんとか1億円を取り戻そうと躍起になった直は、出所したばかりの天才詐欺師・秋山深一に助けを求めるが・・・。
仲間とみられた人間の裏切り、参加者間、ゲーム主催者との心理的な葛藤。
映像が斬新。画面のスピーディーな切り替わり。
登場人物の表情の捉え方も、スパッ、スパッと映し出す。
第3ステージの「密輸ゲーム」というのを見たが、二つの国が争い、相手国に預けてある莫大な億単位の金を、税関・管理官を欺けば、手に入るというゲーム。
戸田恵梨香ファンには必見の映画かもしれない。
若手の女優では、なかなか恐怖の表情などうまい。
(とくにファンではないが。笑)。