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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画音楽:「仁義なき戦い」(1973年)のテーマ曲</span>

 
仁義なき戦い」(1973)は、終戦直後の広島のヤクザ抗争の歴史20年を描いた。
 
このシリーズは、正統派の流れでは、5本で完結していたはずが、「その後の仁義なき戦い」など
関連・亜流作品が多く作られ、1970年代の日本映画の流れを大きく変えた。
 
テーマ曲も印象的で、抗争・対立などあらゆるシチュエーションで、今でも引用されることが多い。
 
仁義なき戦い」(Battles Without Honor and Humanity)のテーマは、なかなか名曲です。
 
紹介している上の音楽では、最後の20秒くらいの部分が特に好きで、劇場で、タップを踏むほど?
のめりこんでいました(爆・爆)。”タン・ター、タン・ター、タン・ター、タンタ、タンタ~タンタ~タ、タンタ、タンタ~”
っていうんですが・・・。
 
この映画のすごいところは、ドキュメンタリー・タッチにするために、手持ちカメラで争いを描いたこと。
そのため画面は揺れます。それが観客を不安に陥れ、そこにいるような錯覚にさせてしまう・・・。
 
これまでのヤクザ映画の範疇を越えた人間ドラマとして、登場人物も個性的で見ごたえがありました。
 
まるで「今そこにある危機」に、放り込まれるというわけです。
 
これまで何回も紹介している「仁義なき戦い」です: