写真下:マーゴット・ギター(左)とオリビア・ハッセー
「暗闇にベルが鳴る」(Black Christmas、1975)は、オリビア・ハッセイ、マーゴット・ギター主演の恐怖サスペンス映画。
オリビア・ハッセー(「ロミオとジュリエット」)の恐怖に震えるような表情が見所だった。女子大生の寮を舞台に、変質者の侵入、連続殺人などを描き、ホラー色が強い作品となった。
舞台は、アメリカ北部の小さな学生街ベッドフォード。
ジェス(オリビア・ハッセー)は、数人の仲間と一緒に、その街の女子大生寮に下宿していた。
そこは、女管理人マックス(マリアン・ワルドマン)を除けば全て女子学生ばかりだった。その寄宿舎には、以前から不気味な怪電話がかかってきていた。
クリスマス・イブのパーティの最中にかかってきたその電話に勝気なバーブ(マーゴット・キダー)が”変質者”と怒鳴ったことから、事件が始まった・・・。
やがて忍び寄る変質者の影。
次々に起こる殺人事件。
犯人はいったい・・・。
警察が捜査に乗り出すが・・・。電話の逆探知で、犯人は、寮の中にいた!
犯人は、途中で容易に想像がつくが、最後は一ひねりあった。
B級のサイコ・ホラー映画だった。