「ブーメランのように」(1976)は、アラン・ドロン主演。
息子が殺人を犯し、息子を救うために、父親であるドロンが
自身の財産を投げ打って、戦うというもの。
この映画では、ドロンは、実業家として成功したが、10年前までは暗黒街に
身を置いていたため、その過去が尾を引いて窮地に立たされ、警察から
逃れるため逃走を図るが・・・。
「ブーメラン」は弧を描いて元にもどることだが、「舞い戻る
ブーメランの囁きは、断ち切れない愛の絆・・・」といったコピーだった。
思い出したくない過去を持ち、戻りたくないのだが、ブーメランの
ように(運命的に)戻ってしまうということか・・。
シャルル・ヴァネルや、カルラ・グラヴィーナなどが共演。
チラシは、アラン・ドロンのドアップ写真(横顔)。
サントラ盤の写真を使いました(チラシと同じです)。
チラシの文面:(小さな文字で)息子よ!囚われの身に泣くお前を奪い返すためなら、
フランスにさえ背を向けよう。