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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

【コンサート】映画音楽レジェンド「ジェリー・ゴールドスミス」のサントラ演奏を聴く。

 

きのうは「映画音楽コンサート:JERRY GOLDSMITH The Legend of Film Composer」。2024年後半のイベントで2番目に楽しみにしていたイベント(1番目は9月12日「ブロードウエイ・ミュージカル/プリティ・ウーマン」笑)。

前日には台風が近づいていて心配もありましたが、夜中には東北地方の日本海側に逸れて、晴れ間が戻った一日となりよかった。

概要は4月の記事で紹介していますが「映画作曲家レジェンド第3弾:ジェリー・ゴールドスミス」です。

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         終了後のフォトセッションではカメラに向かって四方八方を向く団員たち

演奏するのはサントラの映画音楽の演奏に特化したオーケストラで、その名も「フイルム・スコア・フィルハーモニック・オーケストラ(略称:フィルフィル)といい、2016年に創団。代表・音楽監督を務めるのは作曲家であり音楽プロダクション・プロデューサーの戸田信子さん。

司会はテレビの「ひるおび」の映画解説や、「ぴあ」などに執筆している映画パーソナリティ・伊藤さとりさん。

あとで資料を読んでわかったが、団員を構成するのはプロの演奏家も一部にいるものの、7割以上がメインの仕事を持つ会社員とのこと。中でもIT系が多いとか。

 

演奏は、途中短い休憩をはさんで三部構成で行われ、伊藤さん、戸田さんが合間に登場して、映画の背景や作曲家ゴールドスミスのこだわりなどを解説していました。全編を通じて、サスペンス、ホラーの恐怖、コメディなぢ幅広く演奏され、迫力ある演奏を堪能しました。

とくに驚いたのは、第2部で最後に演奏された「オーメン組曲。1600人収容の客席の1階前列から3列目の席にいましたが、オーケストラの舞台の後ろの2階席にぞろぞろと黒い衣装の集団が並んできて、「オーメン」の時に合唱していました。ざっと数えたところ100人近いと思われる大合唱団の登場には度肝を抜かれました。

エアフォース・ワン」「氷の微笑」「スタートレック」「エイリアン」「風とライオン」「ポルターガイスト」「パットン大戦車軍団などがダイナミックに演奏され、未見の映画「トゥルー・ナイト」(この映画で注目されたシャロン・ストーンが「氷の微笑」に抜擢されることになる)「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」(部分的にしか見ていない)「ムーラン」なども見たくなりました。

大オーケストラによる生演奏はまるで劇場でミュージカルを見ているよう。

演奏後の出入り口の混雑ぶりはすさまじかった。演奏者の知り合いなども駆け付けて挨拶していたようだ。

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これまでの演奏の歩み。

第1回:「TRIBUTE TO THE FILM SCORE」(フィルフィル5周年)2022年8月14日

第2回:「CINEMATIC LOVE STORIES」2023年8月19日

第3回:「映画音楽レジェンド/ジェリー・ゴールドスミス 2024年8月17日

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次回の第4回:「GALACTIC SPECTACULAR ~RETURN OF FILPHIL」 2025年3月1日

第3回参加者のメリットで、先行販売(500人限定)でチケット(2,000円)を購入した。ご希望の人は下記から申し込みが可能です。一般販売は12月1日~。

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ハプニング:

コンサート中にスマホ(マナーモードにしていた)の着信の音が鳴り続ける…。座席の両隣の人がこちらを見る。暗かったので、スマホを押しても押してもなり続け…。幸いなことに、10数秒後に、舞台は「写真撮影」セッションに変わり、なんとか騒音を最小限に食い止めた。

隣の人に謝ると「焦りますね」という話になり、その人は「コンサートのためにだけ大阪から来た」という。この日はジョン・レノン関連のイベントもあったが、前から申し込んでいたジェリー。ゴールドスミスを優先したといい友達と来ていた。

映画音楽の話をしていたら、サントラは1600枚所有しているという。熱心なファンもいるものだ。

コンサートが始まる前に、新宿駅東口の「日高屋」でコーラでのどを潤し「肉入り野菜炒め」を食べた。コンサートが終了した後、大宮駅近くで「吉野家」の牛皿(ライスなし!?)を食べた。

 

 

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