照ノ富士を寄り切った隆の勝
大相撲名古屋場所14日目、結びの一番に「激震」が走った! 平幕隆の勝が横綱照ノ富士を寄り切りで破り、11勝3敗で優勝争いに残ったのだ。
敗れた照ノ富士は12勝2敗。10日まで全勝街道をまっしぐらだった横綱が終盤で2敗するとはだれが予想したか。多くの座布団が宙を舞い、舞った座布団が隆の勝の頭に当たるハプニングもあった。
そう簡単には優勝できない。照ノ富士が勝てば優勝決定の一番だったが、隆の勝が一方的に攻めて勝つという思わぬ展開に館内のファンも歓喜。
3度目の金星となった隆の勝は、照ノ富士と1差に迫って迎える千秋楽へは「全力で自分を出し出し切れればいいかなと思います」と話した。
千秋楽は隆の勝が関脇大の里と、横綱照ノ富士は大関琴桜とそれぞれ対戦。隆の勝が勝って照ノ富士が敗れると3敗で並び決定戦となる。
隆の勝が敗れるか照ノ富士が勝てば、照ノ富士の3場所ぶり10度目の優勝が決まる。
美(ちゅら)ノ海は大の里に敗れて4敗目(10勝)を喫し後退した。
照ノ富士が10連勝と快進撃を続けていた時には全勝優勝かともささやかれたが、11日目、大の里に敗れた。10日目を終了してそして、後続に2差は「安全圏」とみられていたが、14日目でまさかの1差。
優勝が13日目や14日目で決まっては千秋楽の醍醐味が無くなるが、最終日までもつれ込んだのはファンも大喜び。
照の富士有利には違いないが、何が起こるかわからない勝負の世界。果たして…。
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