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ドラマ「最高のオバハン 中島ハルコ」(2021、8エピソード、シーズン1)の第1話~第3話まで見る。

最高のオバハン 中島ハルコ」(2021、8エピソード、シーズン1)の第1話~第3話まで見る。令和の水戸黄門と言われているらしい痛快エンターテイメント・コメディドラマ大地真央が当たり役でド迫力でカッコいい。セリフのひとつ一つが突き刺さるような名言。

決め台詞は、ドクターXの大門未知子の決め台詞「私、失敗しないので」ではないが、中島ハルコの決め台詞は、バシッと決めた後の「私の知ったことではないけどね」と「私を誰だと思ってるの?美のスーパードクター 中島ハルコよ」など多数。

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38歳独身で10年もの不倫に悩む弱小出版社のライター・菊池いづみ(松本まりか)と忖度無用の毒舌で人の心をグサグサ刺す還暦の名古屋マダム、中島ハルコ(大地真央)のバディコンビが世の悩みや不正をバッサバッサとなぎ倒す痛快さに留飲。

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【第1話】「ハルコ、不倫を斬る!
38歳独身、弱小出版社の編集兼フードライターの菊池いづみ(松本まりか)は、ひとり名古屋の東山動植物園にいた。10年もの不倫相手に200万円を貸した後、5か月も連絡ナシ…。ため息交じりにイケメン・ゴリラを眺めていると、突然、携帯電話に着信が…。

「ちょっとあんた!シャバーニに会うときぐらい携帯切っときゃーよ!」といきなり一喝してくる隣のオバサン。その後、タクシーに乗ろうとすると、先ほどのオバサンがいきなり同乗、行き先が一緒と知るや勝手に運転手に指示を出しこう言い放つ。
「あなたラッキーね、私と話せるなんて」。

着いたのは老舗ホテル。そこでパーティの取材を終えたいづみは、会場内で「ハルコ先生」と呼ばれ、ドレス姿で優雅に微笑む、あのオバサンを発見。 

その正体は自らを「美のスーパードクター」と名乗る中島ハルコ(大地真央)。東京・恵比寿の超人気美容クリニックを経営。名古屋では超有名セレブ、政財界からも一目置かれる人物だという。

いづみはひょんなことからハルコとお近づきになり、計らいでホテルのスイートルームに宿泊させてもらうなど、別世界を味わうことに…。

「私の事、もしかして、あなたの人生を変える女神って思うわよねえ」ハルコの口ぶりはかなり怪しいが、後日、いづみは豪華なセレブパーティーにお供するのだった。

そこで遭遇したのはイケメン実業家・大貫研一(袴田吉彦)と、その愛人・吉岡久美(大西礼芳)。くしくも10年もの不倫女を前に、自身の境遇を重ねて心苦しくなるいづみ。

久美はハルコに「彼が籍を抜いてくれないと再婚できない…」ととんでもない相談を持ち掛ける。そこで、ハルコが放った超毒舌アドバイスとは…。

【第2話】「ハルコ、令和のお家騒動を斬る!
無事に不倫問題が解決したいづみ(松本まりか)とハルコ(大地真央)がレストランで食事中、刃物男が乱入。

店内に悲鳴が響き渡る中、ハルコがなぜか刃物男の前に立ちふさがる。「私を誰だと思ってるの。美のスーパードクター・中島ハルコよ」。

とにもかくにもハルコに圧倒されたいづみ。名古屋メシ企画を編集長・尾石初郎(今野浩喜)に提案し、ハルコとともに再び愛知にやってくる。

ハルコがイチ押しするひつまぶし屋「いとう」は80年続く店で、今は大将とその妻、娘の3人で家族経営をしていた。

ハルコの姿を見るや否や、妻・幸(堀優子)が駆け寄って来て「ハルコさん、大変なんだて」と三河弁でまくしたてる。

実は大手釜飯チェーン店から買収話を持ちかけられているという。いづみの調べでは「いとう」の経営は火の車。

一人娘の真澄(小林亜実)は店を継ぐ気になってはいるというが、真澄が一人前になるには20年はかかるとバッサリ斬るハルコ。

さらに、ハルコの知人で名古屋の老舗ういろう屋「紫風堂」の四代目店主・三島昭宏(田山涼成)からも跡継ぎ問題で相談が舞い込んでくる。

昭宏の長男・隆行(永嶋柊吾)が“メイダイ名古屋大学”を辞めてミュージシャンになると言い出したという。ここでもハルコは「古いだけが取り柄のういろう屋に明日はない!」とバッサリ。

それでも諦めきれない昭宏に、ハルコのクチから出た言葉は「政略結婚」。「信長公も家康公も政略結婚で日本を平定したのよ!」

ハルコの奇策は奇跡を起こすのか…。

【第3話】「ハルコ、東大女子を斬る!
いづみ(松本まりか)が所属する「グルメシ!」編集部に、ハルコ(大地真央)の美容クリニックから広告料が入った。

その事で気を良くした編集長の尾石初郎(今野浩喜)から「何か企画を」と問われたいづみは、ハルコへの密着取材を提案。

すると、なぜか編集部の後輩・高田真央(真魚)も取材に同行。真央はハルコに会った瞬間いづみを押し退け、言い放つ。

「ハルコ先生、私、結婚がしたいんです!」
東大卒、高学歴であるが故に学歴コンプレックスの男にいじめられ、不幸を味わっていた真央。就職や恋愛もうまくいかず、いつの間にか30歳になっていた。

このままではいづみのようになってしまうと、いい男性を紹介してほしいとハルコに懇願する真央。すると、ハルコは老舗ういろう屋「紫風堂」の三島昭宏(田山涼成)紹介の高級和食店でおもむろに立ち上がる。

「注目!この店に独身男性はいる?独身女二人のためにいい男探してるんだけど」
とにもかくにも女子力をあげることが先決と、いづみと真央はハルコの“ツレ”が主催しているという女医御用達の婚活パーティー”女医コン”に、三流大出の女医と詐称して参加させられることに。

そこで、まさかの展開。いづみの方が、イケメン精神科医・小室(古澤蓮)と良い感じになったのだ。経歴を詐称していることに罪悪感を感じるいづみだったが、小室とどんどん急接近していき…。

ハルコの直感と手腕が冴えまくり、物語は意外な方向へと展開していく。小室は、なんと詐欺師だったのだ。

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原作はいまや日大理事長の林真理子の「最高のオバハン 中島ハルコの恋愛相談室」。大地真央松本まりか主演で、毎回ゲストが登場する痛快コメディ。「そこに愛(あい)はあるんか」のCMでおなじみの大地真央の痛快なセリフと演技が見どころ。

 

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