「ミート・ザ・ペアレンツ2」(原題: Meet the Fockers, 2005)を見る。監督・製作はジェイ・ローチ、主演はロバート・デ・ニーロ、ベン・スティラー。共演が、バーブラ・ストライサンド、ダスティン・ホフマンと超豪華。
「ミート・ザ・ペアレンツ」(2000)の続編で、ドジな看護士グレッグが、婚約者パムの頑固な父親ジャックをマイアミの実家に連れていく。しかし、グレッグの両親バーニーとロズもかなりの変わり者。動物や赤ん坊も絡み、一大トラブルが発生する。”暴走”しすぎ!?(笑)。
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グレッグ(ベン・スティラー)はパム(テリー・ポロ)との結婚をパムの父親ジャック(ロバート・デ・ニーロ)から認められ、結婚式を前に両親を引き合わせることになる。
グレッグは父親のバーニー(ダスティン・ホフマン)を弁護士、母親のロズ(バーブラ・ストライサンド)を医者と説明していたが、実際はバーニーが失業中の専業主夫、ロズは高齢者向けのセックス(性生活)カウンセラーでグレッグも認める変わり者。
口裏合わせもできないまま当日を迎え両親はジャック一家をもてなすが、何もかもが裏目に出てグレッグの嘘もバレてしまいジャックは激怒。
さらにパムが妊娠していることやフォッカー家の元メイドにグレッグと瓜二つの子供がいることも分かり、事態は混乱を極める。
クレッグにそっくりの子供がいて隠し子騒動へ・・・。
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両親役が、ユダヤ系大物俳優として知られるダスティン・ホフマン&バーブラ・ストライザンドということで、この第2作は大俳優2人のはじけっぷりに完全に食われてしまう。変態家族とも言えるホフマンとストライサンドによってこの映画も大ヒットに繋がったようだ。
犬の名前が「モーゼ」であったり、グレッグの本名が「ゲイロード」だったりとおふざけの名前も多い。赤ん坊(ジャックの孫)の最初に覚えた言葉が「クソ ヤロー」だったり、赤ん坊の手話(?)も笑わせる。
見所の一つが大型バス。ジャック(デ・ニーロ)が娘パムの両親に会いにいくの飛行機でなく高級ホテルの部屋のような豪華な「防弾トローリー・バス」。しかもバスの中のベッドの下が、飛行機のコックピットのような場所になっている。
グレッグらがスピード違反で警察に捕まっても、ジャックは「元CIA」の証明書を見せるが、警官は「引退者」は関係ないと拘留する。しかし、その後なぜか釈放される。バーニー(ダスティン・ホフマン)によると、妻ロズ(バーブラ・ストライサンド)の口利きによるという。
警察に影響力を持つ人物によって釈放されたのだが、ジャックがロズに問いただすと、ロズが理由をジャックに耳打ちしていた。どうやら大物の人物もロズの顧客の一人であったようだ。
エンドロールに前作に続き隠しカメラの映像が流れるのもご愛嬌。「1」よりも「2」のほうが断然スケールアップして、下ネタや品位が落ちる言葉が多くはなったが、格段に面白くなっている。
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