年末の風物詩となっているグランプリレース。2021年の有馬記念が26日の15時25分に発走する。今年はファン投票1・2位に支持されたエフフォーリアとクロノジェネシスのほか、GI馬6頭が参戦。それ以外にもGI好走馬、重賞勝ち馬が多数揃う注目の一戦となった。
「ALWAYS四丁目ギドラのお城」では、恒例の「有馬記念」1〜3着馬当てクイズを行っている。
枠順が決まり、主な有力馬の反応は以下のとおり。( )は馬番。
■(1)ペルシアンナイト
最内枠は最高 。最内枠は1着4回、2着10回。連対率・219は2番目のハイアベレージだ。C・デムーロ騎手は「好き(な枠)。勝ちます」と、ちゃめっ気たっぷりに意欲をにじませた。
■(2)パンサラッサ
言うことなし。先行馬にうってつけの〔1〕枠(2)番を引き当てた。「何も言うことはないでしょう。願ってもない、最高の枠。コントレイル(のジャパンC)と同じ枠だしね。今年は枠順がついているな」と、矢作調教師が声を弾ませる。
■(4)メロディーレーン
岩田望「うれしい」 大外枠となった半弟タイトルホルダーとは対照的に内めの〔2〕枠(4)番となった。過去6勝を挙げ、2006年にはディープインパクトも制している。初騎乗の岩田望騎手は「すごくいい枠だと思います。とてもうれしいです」と素直によろこんだ。
■(5)ディープボンド
理想通りの枠。過去2勝で72年イシノヒカル以来、勝ち星はないがポジション的には決して悪くない。和田竜騎手は「理想通りの枠。海外遠征で(馬も)さらに成長しているので、楽しみ」と力を込める。
■(8)ユーキャンスマイル
非常にいい枠 。重賞3勝のステイヤーは、〔4〕枠(8)番からGI初制覇を目指す。4番目に名前が呼ばれ藤岡佑騎手は「なかほどで非常にいい枠だと思います。少しでもロスなく乗りたいのでいい枠をもらったと思います」と満足げだった。
■(9)ステラヴェローチェ
昨年のV枠 。今年のクラシックで全て掲示板に載った実力馬は、昨年のクロノジェネシスが勝った〔5〕枠(9)番からのスタートになった。最後に名前が呼ばれ、M・デムーロ騎手は「よく待ちました」と苦笑いを浮かべたあと「いい枠ですね。頑張ります」と力を込めた。
■(11)アリストテレス
武豊「まあまあ」。4勝、2着4回。近5年では16年にサトノダイヤモンドが勝っている。有馬記念4勝目を目指す武豊騎手は「まあまあですかね」と微妙な口調で切り出したが「やはり毎年、出たいレースでワクワクします。チャンスがある馬だしベストを尽くしたい」と意気込む。
■(12)シャドウディーヴァ
横山典上機嫌 。ハーツクライ産駒の5歳牝馬は〔6〕枠(12)番。03年のシンボリクリスエスを最後にVから遠ざかっている。「うん、大丈夫です。(息子2人と上位独占なら)笑うしかないですね」と横山典騎手は上機嫌。
■(13)アカイイト
デキ自信あり。最初に枠順が決まったのは、今年のエリザベス女王杯勝ち馬で〔7〕枠(13)番。幸騎手は「いい枠だと思います。出たなりで折り合いに気をつけて乗りたいですね」と力強い口調で語った。
■(14)アサマノイタズラ
雰囲気は最高 。セントライト記念V馬は〔7〕枠(14)番。昨年は11番人気のサラキアが2着に激走した。「(作戦は)どうしましょうかね。中山で勝っているので自信を持って競馬をしたい。いたずらしたいです」と田辺騎手。
■(15)キセキ
外でも良い! 今回がラストランとなる7歳馬は〔8〕枠(15)番。ただ松山騎手は昨年、外めの(14)番からサラキアを2着に導いており「あまり枠は気にしていませんでした。内で包まれるよりかは良かったかな、と思います」と意に介していない。
■(16)タイトルホルダー
試練の大外。菊花賞馬に試練が訪れた。公開枠順抽選の14番目に登場したタイトルホルダーは大外〔8〕枠(16)番。過去23頭が出走し、一度も3着以内がない鬼門中の鬼門に決まった。しかし「僕は嫌いじゃない。いい枠だと思います」と横山和騎手は前向き。
優勝賞金がすごい.1着馬は3億円。来年から4億円に引き上げるという。5着でも3,000万円!
■第66回 有馬記念 - GI
2021年12月26日(日)15時25分発走
中山競馬場 第11レース 芝2500m 16頭立て
1着賞金:3億円 2着:1億2000万円 3着:7500万円 4着:4500万円 5着:3000万円
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