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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「レベッカ」(2020、Netflix)(名作のリメイク)見る。

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映画「レベッカ」(1940)といえば、ヒッチコックの渡米第一作となったサイコスリラーが有名。今日見たのは、Netflixが10月21日から独占配信を開始した、新解釈の「レベッカ」(2020)。基本的にはストーリーはほぼ同じ。

主演は「シンデレラ」「ベイビー・ドライバー」のリリー・ジェームズと「ローン・レンジャー」「コードネーム U.N.C.L.E.」のアーミー・ハマーが共演した心理サスペンス。

 

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レベッカはすでに亡くなっていて、画面には一切登場せず、妻レベッカを亡くしたハンサムな男マキシム・ド・ウィンター(アーミー・ハマー)が、モンテカルロ若い女性(リリー・ジェームズ)と運命的な出会いを果たし恋に落ちるところから物語が始まる。

ヒッチコックの「レベッカ」もそうだったが、レベッカに心酔し執着している家政婦ダンヴァース夫人が、新妻に悪意を抱き意地悪に接するところは、今回も同じ。

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ダンヴァ―ス夫人を演じるのが「イングリッシュ・ペイシェント」のクリスティン・スコット・トーマス。超豪邸のあらゆる場面でレベッカの「R」など、亡霊の影があらわれる。夫との甘いロマンスに酔いしれるリリー・ジェームズ演じる新妻が、亡くなったはずの前妻レベッカの影に徐々に翻弄されていく様子を描いている。

結婚を決めた彼女は、荒涼とした海岸沿いにある夫の豪華な大邸宅マンダレーに新妻として移り住むことになり、そこには、家政婦や執事たちが2,30人も仕えている。

新婚夫婦による幻想的な時間は永遠に続くかと思いきや、亡くなったはずの優雅で洗練されたマキシムの前妻レベッカの影に苦しめられていく・・・。

さらには、夫が抱える秘密も隠されている。

大邸宅は、まるで巨大な宮殿か博物館のよう。海岸の美しさも目を見張る。

 

監督を務めるのはトム・ヒドルストン。衣装デザイナーは「ボヘミアン・ラプソディ」で英国アカデミー賞の衣装デザイン賞ノミネート歴を誇り「インフェルノ」「ロケットマン」などの衣装も手掛けてきたジュリアン・デイ。

女優リリー・ジェイムズが、ヒッチコック映画にでも登場するような美貌と存在感を見せている。

ヒッチコックの「レベッカ」と否応なく比較してしまうが、見どころのある映画ではあった。(Netflix動画配信で鑑賞)。この約1年「Netflix」→「HULU」→「Netflix」と元に戻った(笑)。