「ゲーム・オブ・スローンズ(GOT)」の第3シーズン(第3章)全10話を見終わった。 1話55分程度で、毎日2-3話づつ見ている計算。8月に入って「30話」見たことになる。
とにかく、この「GOT」は、各シーズン10話が多く、合計73話という長編。しかも、内容が濃く、登場人物も多く壮大な歴史ドラマとなっている。1話当たりの製作費はなんと約600万~1000万ドル(日本円にして約7~13億円)というから驚きだ。
■「GOT」の全シーズン:
第1シーズン『七王国戦記』← 見た!
第2シーズン『王国の激突』← 見た!
第3シーズン『戦乱の嵐-前編-』← 見た!
放送は第1シーズンが2011年にスタートし、2019年のシーズン8まで、実に8年間にわたって放送された。現在「HULU」では第6シーズンまでが見られる。
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各話、一つはヤマ場があり、飽きさせない。数千人が登場するシーンでも、2-3人の登場シーンでも、手抜きが一切ない。氷河に囲まれたシーンや、原野、そびえ立つ城など壮観だ。剣を使っての戦いもすさまじい。首をはねたり、腕を切り落とされたり、喉をかっきったりと生々しくグロいシーンが多いが、リアルで目を背けたくなるほど。
そんな中でも、娼婦や女剣士や王家の娘たちの女の戦いも、味付けとなっている。まさかという人物がなくなったり、予測不可能な展開にも驚かされる。
このドラマでビッグになったエミリア・クラーク(写真)は、“ドラゴンの母”としても知られるデナーリス・ターガリエン役を演じているが、メインキャストとして62エピソードに出演している。
健気な少女かと思いきや、やがてスーパーウーマンともいうべき自信に満ち溢れたパワフルな女性に変身していく様は見ごたえがある。
早く結末を知りたいという衝動にかられながら壮大なドラマに挑戦している。