映画「タンゴ・リブレ 君を想う」(2012、日本公開2013)を見た。
数年前に見た「ポルノグラフィックな関係」が、へんてこなタイトルとは裏腹に面白かったので、その監督作ということで興味があった。
平凡な中年男性が、趣味で通っていたタンゴ教室で出会った自由奔放な女性にひかれ、新たな人生観を獲得していく姿を描いたドラマ。
「ポルノグラフィックな関係」記事:←コメントが一人だったので(笑)。
深遠なテーマをはらんだ物語に加え、情熱的な タンゴのシーンも見どころ。
劇中タンゴシーンの振り付けを、世界的なカリスマダンサーのマリアーノ・チョチョ・フルンボリが担当し、役者たちが吹き替えなしでタンゴを披露。フルンボリ自身も出演を果たしている。
刑務所で看守を務める真面目なJC(フランソワ・ダミアン)。
プライベートでは平穏無事に淡々と過ごす彼の唯一の趣味らしい趣味は、週に一度タンゴ教室で踊ることだった。
ある日、通っているタンゴ教室にきた30代の女性・アリス(アンヌ・パウリスヴィック)と踊り、JCは彼女から華やかな印象を受ける。翌日、JCの勤める刑務所にアリスの姿があった。
彼女はそこに収監されている夫のフェルナン(セルジ・ロペス)と愛人のドミニク(ジャン・アムネッケル)に面会に来ていた。しかもフェルナンとドミニクはある事件の共犯者であり、JCはアリスの自由な生き方に惹かれるようになる。
看守のJCと妻がタンゴを通じて知り合ったことを知ったフェルナンは激しく嫉妬し、彼もまたアルゼンチン人受刑者(チチョ・フルンボリ)からタンゴを教わる。
男同士のタンゴに当初白い目が向けられていたものの、次第にタンゴの魅力が刑務所内に広まっていく。アリスに惹かれるうちにJCは変化していった。看守は受刑者の家族との交際を禁じられているが、落ち込むアリスの姿を見てJCは大胆な行動に出る・・・(HPより)。
受刑者のフェルナンが、刑務所内に「アルゼンチン人はいないか」と捜し歩くが、何かと思ったら、「アルゼンチン人ならタンゴが踊れる」と思ったからだった。ほんとかウソか知らないが、映画では、タンゴは、女性にモテるためにならうことから始まったという。タンゴは情熱であり、衝動でもあるという。
看守が服役中の夫と元恋人に会いに来ている女性のために、二人を監獄から逃がしてやるというストーリーだが、映画としては、俳優に魅力もなく、脚本も平坦。
★★
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