奥手な性格のオリヴァー(ユアン・マクレガー)は38歳になった今でも独身。
愛犬アーサーだけが話し相手。うーん、ネクラだ(笑)。
母ジョージアが亡くなってから5年が経ったある日、父ハル(クリストファー・プラマー)から突然自分がゲイであるとカミングアウトされる。
同時に様々な人生の楽しみを探し始め、歳若い恋人アンディとも出会いゲイの友人たちに囲まれて幸せそうに過ごすようになった。父親の突然の行動に戸惑いを隠せないオリヴァーだが、老いてなお人生を楽しむ姿に影響を受けていく。
だが直後にハルは末期ガンであると診断され、治療とオリヴァーの看護を受けつつも亡くなってしまう。
オリヴァーはハルの死とジョージアと結婚した理由について納得できずにいたが、アナもまた精神的に不安定な父親について葛藤を抱えていた。共に父親に対して複雑な感情を抱く者同士、最初は恋愛にも悪影響が及ぶが徐々に一緒に解決していこうと歩み出すようになる・・・(人生のビギナーとして・・・)(HPより)。
ユアン・マクレガーが、ナイーブな役柄が多い。
「人生はビギナーズ」は、人生を前向きに生きようと変化してく人々の姿を繊細に描いた人間ドラマということだがだが、淡々と描かれるだけで、今一つすっきりしたところがなく、単調なドラマだ。
あの映画「アーティスト」に登場する犬アギーとそっくりの犬・アーサーが、最初から最後まででてくるが、この犬は、人間の言葉を150語理解するようで、時々犬が心の中を語り、それが字幕としてでてくるところは、和ませる(笑)。第二の主役とも言うべき、ジャックラッセルテリアのコスモだ。
字幕で数々の名言をいう聡明な名犬で、人間関係に対して不器用な38歳独身の主人公・オリヴァー(ユアン・マクレガー)に寄り添い、大事な場面でウィットに富んだセリフを放つのだが、その愛くるしさに共演のユアンは撮影が終了した後にプライベートでも犬を飼い始めたとか。
「イングロリアス・バスターズ」で、美人女優だと思ったフランスのメラニーロランが、
聾唖者の役で、主人公と筆談で会話をするが、実は話すことができた・・・のだった。
主人公の父親は、44年間の結婚生活を送っていたが、妻が先立ち、75歳になって、ゲイを告白し、新聞広告、いわゆるクラシファイド・アド(三行広告)で、「当方元気な75歳のゲイ。交際相手を求む。」を出して、ボーイフレンドを見つけ、ガンで亡くなるまでの生活をエンジョイする。
いまいち乗れない映画だった。
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