中学生だったが、授業の一環で、全員がこの映画を見た。
まだ、バレーボールの日紡貝塚”東洋の魔女”やマラソンのアべべ・ビキラ、水泳のドン・ショランダー(自由形100m、400mなど4個の金メダル獲得)などの圧倒する強さの余韻が残る中、映画が公開されたので、東京オリンピックのハイライトをおさらいすることができた。
・水泳のショランダーは、今の人は「知らんだー」かもしれないが、強かった。1965年になんと19歳で国際水泳殿堂入りしたほか、1983年には米国オリンピック殿堂に殿堂入りしている。
・柔道無差別級のオランダのアントン・ヘーシンクも強かった。198センチの大男で、日本人も寄せつけなかった。
オリンピックを契機に景気立ち上がりを見せたのは、日本だけでなく、韓国(1988)もそうだった。日本人が1964年の転機というのを、韓国では1988年というように見ているようだ。韓国人の知人に聞いたら、1988年は、国民が感涙し、その後の経済発展のきっかけになったという。
「日本でオリンピックがあったのか?」という世代が中心になってきたが、東京オリンピックが、生きているあいだにもう一度見られるか(2020年?)、それが問題だ(笑)。
オリンピックは開催国が有利のようで、1964年のオリンピックでは、日本は「金16個」だった。
1964年の「東京オリンピック」の国別獲得メダル獲得数: 順位 国・地域 金 銀 銅 計