「ありがとう」の小さなコピー。確か、永谷園、とあった。
全国紙の全面広告料金は、おそらく1回だけだと1,000万円前後。複数回掲載だと1割、2割の割引料金になるはず。新聞というのは、切り抜きや資料として保存する場合は別として、1日で読み捨てられるもの。費用対効果(コスト/パフォーマンス)を考えるとよほどの大手企業でないと広告出稿は難しい。スポーツ紙、業界紙などは、10分の1〜20分の1程度の料金だろう。
ところで、高倉健主演の久しぶりの映画「あなたへ」が今月25日に公開される。
予告編などを見ると、高倉健が「ありがとう」というセリフがある。映画の中で、15年間連れ添った妻(田中裕子)が50代前半で亡くなったのだが、その感謝の言葉なのだろう。
このCMは映画「あなたへ」とのタイアップであろうが、これだけ見た限りでは、大物・高倉健が歩き続けて、不器用に(外人が言うように)「アリガト ゴザイマス」というふうに聞こえる。スポンサーの永谷園が、長年の御愛顧に応えて、高倉健の映画の中のセリフを借りて「ありがとう」と言っているのだが・・・。
高倉健さんは、気配りがすばらしいという。
8年ぶりのCM出演に「いい仕事ができた」というのだが・・・。
1956年に銀幕デビューし、「網走番外地」シリーズ、「幸福(しあわせ)の黄色いハンカチ」など日本の映画史に残る数々名作を世に送り出してきた高倉の“映画一筋”の俳優人生を、企業理念の「味ひとすじ」と重ね合わせ、「お茶づけ海苔」の60周年記念作となる同作への出演を依頼したという。
高倉が出演する「ひたむきに歩く」篇は、長い道のりを歩み、ふと一息ついた時に、これまでの感謝の気持ちがそっと口をついて出るというもの。決して派手な演出ではないが、静かな映像に、高倉の人柄がにじみ出ている(HPより)。
高倉が出演する「ひたむきに歩く」篇は、長い道のりを歩み、ふと一息ついた時に、これまでの感謝の気持ちがそっと口をついて出るというもの。決して派手な演出ではないが、静かな映像に、高倉の人柄がにじみ出ている(HPより)。
81歳。やはり、年齢と年輪を感じさせる。
映画「あなたへ」も見なければ・・・。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「にほん映画村」に参加してます:クリック♪。