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<span itemprop="headline">中国の食用油事情。</span>

 
中国に流通する食用油の10%はどぶ(地溝)油だというニュースを知って愕然とした。あの国らしいと思った。
 
7月13日付「環境時報」などが報じたところによると、中国における植物油の生産量は年2,250万トンあり、その10%は、汚い油だというのだ。
 
どぶやマンホールから浮遊する油脂分をすくい取って作る「地溝(どぶ)油」。回収した使用済み油や廃油からの再生分を含めて、中国では毎年200万~300万トンも消費されている。言い換えると、全国で流通している食用油の約10%が、汚れた油ということになる。
 
地溝油は多量に摂取する生活を続けた場合、高い発がん性などの有毒性が確認されている。政府も食品の安全を揺るがす問題の要として、重罰化を含む対策を進めているが、地下の同産業が壊滅する気配はないという。
 
それというのも安価な「原料」に支えられているため、利益率が高く、一部では良質なせっけんができる資源リサイクルの一環として、事実上黙認されてきた経緯がある。
 
当局は簡易な識別法の研究に入ったが、先日はオランダの航空会社が上海で2000トンを入手し、航空燃料に加工し直すとの報も流れている。中国人の食用油の使用量は実に異常に多く、だからこそ不法分子によるうまい商売も成り立つわけだが、危険な食用にさえしなければ実に有効なエコの「緑色資源」ということにもなる。
 
日本で食べる「中華料理」は問題ないが、中国で、一般の食堂、レストランなどでは、食器なども、よく洗っているのかどうか、衛生も心配だ。
 
中国製餃子も一時問題となったが、食料品、加工品などは、不安が残る。
 

一ヶ月前にデジカメを台湾で失くしたので、今日同じブランド「ニコン」のデジカメをビックカメラで購入してきた。下の方を見たら「Made in China」(中国製)だった。ハイテク製品の普及品はほとんど中国生産といってもいいくらいなので、食料品と違って、こちらは「安全」だと思うが。
 
中国から日本に観光に来て、デジカメを買って帰る客が結構いるようだが、キャノンなどの「Made in Japan」の人気が高かったようだ。ブランド志向と、メイド・イン・ジャパンは、信頼性が高いということか。
 
 
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