きょう11月24日は「オペラ記念日」とのこと。今からから130年ほど前の1894年(明治27年)11月24日に東京音楽学校(現在の東京芸術大学)奏楽堂で、 明治以降日本で初めてのオペラが上演されたことに由来する。
この公演は、日清戦争での傷病兵のための慈善興業として上演されたもので、演目はグノー作曲の「ファウスト」第1幕。
ドイツ海軍軍楽隊長のフランツ・エッケルトが指揮をし、オーストリア大使館職員が出演、合唱は音楽学校の生徒が務めた。
フランツ・エッケルト
この記念日は日本独自のもので、世界的には10月25日が「World Opera Day」として、各大陸のオペラハウスが加盟する「オペラ・ヨーロッパ」「オペラ・アメリカ」「オペラ・ラティーノアメリカ」の提唱によって定められている。
オペラを題材にした映画といえば「オペラ座の怪人」(2005)がすぐに浮かぶが、ネットでオペラ関連映画を検索すると147作品があるという。
イタリア語で字義通りには「小さいオペラ」を意味するオペレッタ映画としては「会議は踊る」(1931)などが有名。邦画では「オペレッタ狸御殿」(2004)も。
実際の舞台のオペラは「敷居」が高い気がする。
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