動画配信サービスの「GYAO!」が2023年3月31日をもって終了する。今後ZHDグループとして注力する動画領域において、縦型ショート動画サービスを強化すべく「LINE VOOM」に動画領域のグループ経営資源等を集中していくという。
GYAO!は、2005年4月にUSENグループのサービスとしてスタートした。2009年にヤフーが株式を取得し、以降はヤフー/ZHDグループの動画配信として展開してきた。
無料動画や見逃し配信において、日本の大手サービスの一つといえる。
そのGYAO!が開始から約18年でサービス終了する。GYAO!のほか、GYAO!ストア、トレンドニュースも終了。
ZHDグループでは、2021年10月から国内エンターテインメント事業を統括するZ Entertainmentを本格始動する。
これにより、ヤフー/LINEグループの事業間のシナジー創出に取り組む。
LINEでは、市場成長を続ける縦型ショート動画において、2021年11月から「LINE VOOM」の提供を開始。
動画コンテンツの連動や、メディア、コマース領域を横断するプロジェクトなど、グループ内サービスとの連携を強化中。
GYAO!の終了により、運営リソースを「LINE VOOM」に集約する。加えて、パートナーの放送局各社ともコンテンツ開発などで連携を深め、動画領域での競争力強化を図るとしている。
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Netflix、U-NEXT、アマゾンプライムなどの動画配信が勢力を増す中、GYAO!は無料といっても、途中で宣伝が入り、映画が中断してしまうのは、テレビと同じで、不満だった。テレビで映画を見ることもなくなり、時代の変化かもしれない。
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