映画誌「キネマ旬報」は2日、2021年公開作のベスト・テンの1位と個人賞を発表した。日本映画の1位は昨年のカンヌ国際映画祭で脚本賞を受け、今年の米アカデミー賞でもノミネートされるか注目される濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」が選ばれた。
外国映画はクロエ・ジャオ監督の「ノマドランド」。文化映画は原一男監督の「水俣曼荼羅」が1位だった。
「ドライブ・マイ・カー」は作品賞、助演女優賞、監督賞、読者選出監督賞、脚本賞の5冠に輝いた。
個人賞は次の通り。
▽監督=濱口竜介(「ドライブ・マイ・カー」「偶然と想像」)
▽脚本=濱口竜介、大江崇允(「ドライブ・マイ・カー」)
▽主演女優=尾野真千子(「茜色に焼かれる」ほか)
▽主演男優=役所広司(「すばらしき世界」)
▽助演女優=三浦透子(「ドライブ・マイ・カー」ほか)
▽新人女優=河合優実(「由宇子の天秤」ほか)
▽新人男優=和田庵(「茜色に焼かれる」)
▽特別賞=佐藤忠男
「ドライブ・マイ・カー」は海外でもゴールデングローブ賞など多数の映画賞を獲得し、米アカデミー賞ノミネートも視野に入っている。濱口竜介監督は「なりゆきなので、そういうことがあったらとてもありがたいですが、今の時点で十分評価していただいてると思う。賞によって作品が変わるわけではなが、(受賞という)素晴らしいことがあればご褒美」と冷静に話した。三浦透子は授賞式が行われる現地へ「行けるなら行きたい」と笑った。
アカデミー賞(もちろんアメリカの!笑)が俄然注目される。日本アカデミー賞は、「ドライブ・マイ・カー」をどう扱うのか(ノミネートもなく失笑を買うのか)別の意味で目が離せない。
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昨日のモーニング:ドトールの「アツアツホット・ハムチーズ」セット。
ランチは「カルビ弁当」といなり。
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