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<span itemprop="headline">★スペシャルドラマ3編:「ドラマ・ミステリーズ カリスマ書店員が選んだ珠玉の一冊」</span>



きのう4月22日(土)夜9時から放送されたドラマ・ミステリーズ カリスマ書店員が選んだ珠玉の一冊の実写ドラマを見たこれがなかなか面白い。

毎年膨大な数のミステリー小説が発表されるというが、実は日の目も見ないで消えていく小説がほとんどなのだという。そんななか、カリスマ書店員たちは、目が肥えており、面白いミステリー作品は見逃さない。
 
日本全国のカリスマ書店員が選んだ極上の短編ミステリーを、犬童一心が実写ドラマ化した。小池真理子北山猛邦今邑彩ら人気作家の短編3本を大泉洋、土屋太鳳、向井理主演で3本のドラマにしたもので、3本のドラマに共通しているのは、最後の”どんでんがえし”。

昨今は、大御所作家や著名書評家が太鼓判を押す小説よりも、現場で働く書店員が推す小説のほうが人気でであるという。実際直木賞芥川賞受賞受賞よりも書店員が選ぶ本屋大賞のほうがずっと話題にな、受賞作の発行部数もケタ違いに多いという

■あらすじ
「情けは人の…」(今邑彩作)
バーテンダーのアルバイトをしている北川健史。ある日店に一人の男がやってくる。その男・赤堀(小澤征爾)はついこの間まで「ツカハラ産業」に務めていたと言った。ツカハラ産業の塚原社長は健史の父親なのだが、塚原にとって健史は愛人に生ませた子だった。そして女手一つで育ててくれた母は数年前に亡くなった。



赤堀は塚原に恨みがあり、復讐するために健史に力を貸して欲しいと誘う。現在、塚原には10歳になる息子がいる。その子を誘拐して身代金を要求すると言う。

赤堀の誘いにのった健史は、息子・昌彦(西利)を誘拐するのだが、昌彦は「ぼくはパパの本当の子じゃないのでパパはお金を払いません」という。昌彦の母は子連れで塚原と再婚。世間体を気にする塚原は当初昌彦を可愛がっていたが、母がなくなったとたん昌彦のことを邪魔者扱いするようになった。

だったらなおさら塚原は身代金なんて払わない、という健史に対し赤堀は「それでもぜったい払う」と言い切るのだが・・・大どんでん返しとは・・・。

「恋煩い」(北山猛邦作)

高校卒業後、アクセサリーショップで働く亜希(
土屋太鳳)は高校の同級生だった駿(井之脇海)と交際していた。そんなある日、亜希は駿がSNSで見知らぬ女性とやり取りしているのを偶然見てしまう。もしかして浮気!?

亜希と駿は、高校卒業していら3年ぶりに当時仲良かった透子(岸井ゆきの)と再会した。再会を喜ぶ透子に亜希は駿の子を宿していることを打ち明ける。しかし、浮気の疑いがあるため、駿にはまだ打ち明けられなかった。

そんな中、かつて3人が通っていた高校が廃校になり、校舎が取り壊されることになった。その前に、思い出の場所へ行こうと駿が亜希と透子を誘うのだが…。
 
「妻の女友達」(小池真理子作)

市役所の戸籍係で働く広中肇(
大泉洋)は、妻・志津子(戸田菜穂)と娘と幸せな日々を送っていた。そんなある日、志津子の大学時代の同級生・多田美雪(高岡早紀)が肇の家にやってきた。久々の再会を喜び合う妻と友人だったが・・・

美雪は女流作家としてセレブな生活を送っていた。美雪は志津子に専業主婦なら自分のマンションで掃除や料理を週一でやってほしいと頼む。快く引きうけた志津子だが、徐々に美雪は志津子のことを家政婦扱いするようになるのだが・・・

出演:
「情けは人の…」向井理小澤征爾/大西利空/市毛良枝
「恋煩い」土屋太鳳/岸井ゆきの井之脇海
「妻の女友達」大泉洋高岡早紀戸田菜穂

・・・

3話の中でも、ひときわおもしろかったのが「妻の女友達」。
足の悪い妻と役所勤めの公務員の夫の平凡な生活に突如、予期せぬ訪問客が訪れたことから、予想もしない事件に発展。

確かに役所勤務の公務員は、仕事もヒマそうだなとはたからは見える。
そんな平凡な男が、裏の顔をのぞかせるが、もっと怖いのはその妻だった!
なんの不平もなく平和に暮らしていたが、やはり不満は鬱積していたのか、どんでん返しの仕打ちが待っていた!

やはりミステリーは最後にあっと驚くどんでん返しがあると引き込まれる。

※これは、guchさんに勧めないといかん・・・!(笑)。

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