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<span itemprop="headline">★報道番組から:宅配業界が大変らしい。</span>

今朝の報道番組(「特ダネ」)を見ていたら、宅配業界最大手の○マト運輸が27年ぶりに値上げを検討しているという。街を歩くと、緑色の服装で走るように忙しく配達している配達の人をよく見かける。


昔は荷物の配送と言えば郵便局が一手に引き受けていたが、そこに宅配業者が参入の認可を得て、○マトのほか、○川急便などが参入。その後、郵便局も民営化して日本郵便となり、宅配業界も競争がし烈になった。しかも、この数年はネット通販が急拡大。宅配ドライバーの負担が大きくなっているという。

ア○ゾンなどのネット通販の宅配比率は40-50%と半数に及んでいるというから驚きだ。「2,000円以上」は配送無料というのがある。これは宅配業者にとっては、大量配送による配達単価の引き下げがあることを意味する。

たとえば○マトの場合、2016年度は、取り扱い個数は右肩上がりで伸びているものの、営業利益は8.8%減と1割も減っているようだ。扱えば扱うほど利益が減るという悪循環に陥っているようなのだ。

そこで、値上げという話に。今のところ、○川、日本郵便などは、値上げの予定なしという。

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一方、配達ドライバーの労働環境が悪化しているという。
朝8時から、夜11時ごろまで仕事をするのも珍しくないという。

時間指定、再配達、一日3度事務所に戻り、積み出し、配送を行う。
ドライバーは昼食の時間もとれないほどハードだという。
受取人不在などの再配達率は2割というからこれも負担になっているようだ。
再配達に要する時間と労力は、年間で1.8億円、9万人の労働に匹敵するという。

オートロックの高層マンションなどは、同じマンションでも、部屋ごとに配達して、いったん外に出て再度呼び出しをする仕組みもあるという。同じ家に、午前・昼・夕方と
3度配達するということもあるというのだ。60キロの重さの運動機械を運ぼうとしたら、台車NGのマンションもあり、手で運ぶといったことも。「SDカード」1枚を段ボールひと箱に…という考えられないことも。アマゾン・プライム会員(年会費3,900円)を払うと、配達料が無料。これでは、指定宅配業者(○マト)に負担が増える。

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宅配業者の駐車違反から逃れるために替え玉運転手が出頭という例があった。
免停などを避けるためだが、宅配業に関しての駐車は一般駐車と比べて、緩くしてもいいかもしれない。また、ドライバーのストレスからか、荷物をたたきつける宅配ドライバーの映像が話題にもなった。ストレスも沸騰しすぎると、極端な例だが、爆発してしまうようだ(笑)。

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現在、年間一人当たり平均すると30個の荷物を受け取っているという。
2020年には、倍の60億個時代に突入するという。宅配ドライバーの人手不足も深刻化しているようだ。

そこで、テレビでは、専門家によると、解決策として「再送ゼロ」(専用アプリの組み込み)「(業者の)新規参入」「自前配送」(ア○ゾンなどが自社配送)などがあるというのだが・・・。時間指定で「12:00~14:00」の廃止というのも案として挙がっているようだ。ドライバーの昼食時間を確保するという狙いがある。

人手不足と言えば、宅配業だけでなく、スーパーや増え続けるコンビニなども人員確保が大変らしい。コンビ二、飲食店などでは、アジア(中華系など)の人も多くなったような気がする。



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