3年前の2012年に、ハリウッドの映画スタジオの老舗、
パラマウント映画が、１００周年を迎えた。
1912年に、アドルフ・ズッカーがフェイマス・プレイヤーズ・フィルム・カンパニーの名でパラマウントの前身となる会社を立ち上げたのが始まり。
パラマウント映画が、その1世紀におよぶ業績を記念して製作したメモリアル・ポスターが限定3,500枚がプリントされたというが、その全ては従業員向けだという。そのポスターがこちら（↓）。
パラマウント映画の歴代の名作がシンボリックなアイコンでデザインされている。
一般の映画ファンの手に渡ることはないというのが残念。
「映画遺産ぴあ」（2012年４月30日発行）で、各映画会社のベスト映画50作品（パラマウントのみ100作品）を掲載している。
「パラマウント映画ベスト100」をとりあえずみてみる。（青は鑑賞）
１位、２位は映画史全てでも上位にくる作品がきているが、あれもこれもパラマウント？という印象だが、実はほかの会社でも、これらに匹敵するような作品が目白押しだ。
２位「ローマの休日」（Roman Holiday, 1953)
３位「めまい」（Vertigo, 1958)
４位「ゴッドファーザー PARTII」(The Godfather Part II, 1974)
５位「サイコ」（Psycho, 1960)
６位「裏窓」（Rear Window, 1954)
７位「サンセット大通り」（Sunset Boulevard, 1950)
８位「素晴らしき哉、人生！」（It's a Wonderful Life, 1946)
９位「ペーパー・ムーン」（Paper Moon, 1973)
10位「静かなる男」（Quiet Man, 1952)
11位「フォレスト・ガンプ/一期一会」（Forest Gump, 1994)
12位「吾輩はカモである」（Duch Soup, 1933)
13位「ローズマリーの赤ちゃん」（Rosemary's Baby, 1968)
14位「ナッシュビル」（Nashville, 1975)
15位「モロッコ」（Morocco, 1930）
16位「レイダース/失われたアーク＜聖櫃＞」（Raiders of the
Lost Ark, 1981)
17位「真昼の決闘」（High Noon, 1952)
18位「天国の日々」（Days of Heaven, 1978)
19位「ウエスタン」（Once Upon a Time in the West)
19位「チャイナタウン」（Chinatown, 1974)
19位「ハロルドとモード 少年は虹を渡る」(Harold and Maude, 1971)
※音楽映画の傑作「ナッシュビル」を公開時、劇場（米国）で観ることができた。見ている人は少ないようだ。
22位「サリヴァンの旅」（Sullivan's Travel, 1941）
23位「麗しのサブリナ」（Sabrina, 1954)
24位「プライベート・ライアン」（Saving Private Ryan, 1998)
25位「シェーン」（Shane, 1953)
26位「ティファニーで朝食を」（Breakfast at Tiffany's, 1961)
27位「宇宙戦争（オリジナル版）」（The War of the Worlds, 1953)
27位「ヒックとドラゴン」（How to Train Your Dragon, 2010)
29位「ギルバート・グレイプ」（What's Eating Gilbert Grape, 1993)
※「プライベート・ライアン」は劇場で再見したい。
31位「プリティ・イン・ピンク 恋人たちの街角」（Pretty in Pink, 1986)
32位「メトロポリス」（Metropolis, 1926)
33位「愛と青春お旅立ち」（An Officer and a Gentleman, 1982)
33位「アンタッチャブル」（The Untouchables, 1987)
33位「ジョン・ブック 目撃者」（Witness, 1985)
33位「リバティ・バランスを射った男」（The Man Who Shot Liverty Valance, 1962)
33位「ロミオとジュリエット」（Romeo and Juliet, 1968)
38位「極楽特急」（Trouble in Parade, 1932)
38位「パリの恋人」（Funny Face, 1957）
38位「陽のあたる場所」（A Place in the Sun, 1951)
※この辺で取りこぼし（＝未見）があっては、映画ファンとは言えないのだが（笑）。
41位「エレファントマン」（The Elephant Man, 1980)
42位「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」（Indiana Jones and the Temple of Doom,
1984)
42位「ゼア・ウイル・ビー・ブラッド」（There Will Be Blood, 2007)
42位「トゥルーマン・ショー」（The Truman Show, 1998)
2007)
46位「カンバセーション・・・盗聴・・・」
（The Coversation, 1973)
46位「天国から来たチャンピオン」（Heaven Can Wait,
1978)
48位「キャッチ２２」（Catch-22, 1971)
48位「結婚行進曲」（The Wedding March, 1928)
48位「フェリスはある朝突然に」（Ferris Bueller's Day Off, 1986)
48位「ブラック・レイン」（Black Rain, 1989)
48位「フラッシュダンス」（Flashdance, 1983)
（つづく）
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