2月16日に最終回の再放送もあるようだ。
このドラマは今の日本の状況を象徴している。
中国、韓国などに完全に負けてしまった日本の製造業。
日本の今後の生き残る道はあるのか、示唆に富んだ内容だった。
製造コストの安い地域だけを追求した結果と、技術を流失してきたことで、途上国が力を持ってきたが、ただそれだけだと、今後は、中国とて、さらに安い地域、インド、タイ、ベトナム、ミャンマーなどにお株を奪われることになるだろう。
モノづくりへのこだわりが抜けない以上、日本の生き残りは難しい。
まったく新しい価値、サービス、数年前のようなGoogleの検索や、まったく新しい製品コンセプト(iPhoine, iPadなど)などによる、画期的な、ライフスタイルを変えるような新たな商品形態・事業業態がないと・・・。
ドラマで、迫田(高橋克実)が訴えていたのは、グローバル化が進展する中でこだわるべきものはメイドインジャパンではなく、スピリッツだということ。自分の技術、製品、ブランドへの誇り。「信頼感と夢を与えるサービスと賞品を提供しようとする姿勢こそ元来の日本企業が最も大事にしていたもの」といえそうだ。
タクミ電機の「社歌」も、なかなか良かった。
なかなか見ごたえのあるドラマだった。
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