<span itemprop="headline">1970年代前半の「物価」と今・・・。</span>

　1970年（昭和45年）の物価。　　
　①牛乳1本・・・・・・25円
　②もりそば・・・・・100円
　③ビール大ビン1本・・・140円（←これは安い！）

　世相：よど号乗っ取り、三島由紀夫割腹自殺
　映画：「ひまわり」「明日に向って撃て！」「イージーライダー」「いちご白書」

　1971年（昭和46年）の物価
　①新聞購読料（1ヶ月）・・・900円
　②12色絵具・・・・・・・・250円

　世相：ニクソン（ドル）ショック、大久保清、連続女性誘拐・殺人事件
　映画：「ある愛の詩」「小さな恋のメロディ」「儀式」「ベニスに死す」

　

　1972年（昭和47年）の物価
　①はがき・・・・・10円
　②食パン1斤・・・60円
　③カシオミニ（電卓）・・・12,000円（ひエー、今では、ウン百円）

　世相：元日本兵・横井庄一、グアム島から救出、田中角栄「日本列島改造論」
　映画：「ゴッドファーザー」「忍ぶ川」「故郷」

　1973年（昭和48年）の物価
　①都バス・市バス・・・30円から40円に値上げ
　②バター・・・・・・・220円

　世相：トイレットペーパー買いだめで殺到、ベトナム和平協定締結
　映画：「仁義なき戦い」「ポセイドン・アドベンチャー」「激突」

　1974年（昭和49年）の物価　
　①タクシー初乗り・・・220円
　②朝刊・・・30円から50円に値上がり

　世相：ウオ－ターゲート事件（ニクソン辞任）、長島茂雄が引退
　映画：「華麗なる一族」「燃えよドラゴン」「スティング」

　1975年（昭和50年）の物価　
　①ビール大びん1本・・・180円
　②タバコ（セブンスター）・・・150円

　世相：英エリザベス女王来日、天皇・皇后渡米
　映画：「アメリカン・グラフィティ」「エマニエル夫人」「青春の門」

映画で見ると「ゴッドファーザー」のような大作、カンフー映画の傑作

　「燃えよドラゴン」、日本のやくざ映画を塗り替えた「仁義なき戦い」
　などのアクションものや、純愛もので大ヒットした「ある愛の詩」のような
　メロドラマと多彩な映画が多かった。

　物価では、モノによりますが、だいたい今は「4倍」、なかには「タバコ」の
　ようにそれほど変わらないのもあります。吸わないので、関心はないですが（笑）。
　世相では、まだ高度成長の途上にありました。その中でも、三島の自殺、
　ニクソンショックなど、世間を揺るがす事件も起こっていました。