「えぇ、だれだれ、この人? わかんない」
昨日参加した「アラン・ドロン生誕81年記念祭」で、主催者のTさん(エルビス・プレスリーに造詣が深い)の挨拶の中で「渋谷で20代100人にアンケートしたところ、”エルビス・プレスリー”を知っている人は7人だった」というのを聞いて、正直腰を抜かすほど驚いた。
エルビス・プレスリーが亡くなったのは39年前の1977年なので、生まれる20年も前のことなど知る由もないかと、納得はしたものの、もし「アラン・ドロンを知っているか?」と同世代(20代)に聞いたとしても、同じような回答なのではないかと思った。アラン・ドロンの最後の出演映画こそ18年前の1998年の「ハーフ・ア・チャンス」だが、当時で60代の半ばといった年齢。
ちなみに、エルビス・プレスリーのコンサート・ツアーのドキュメンタリー映画「エルビス・オン・ステージ」(原題:(Elvis: That's the Way It Is、1971年2月公開)は、有楽町の丸の内ピカデリーに見に行って大興奮して2回続けてみて家に帰り、日を改めて家族(母、妹など)を連れてもう一度劇場に見に行った。合計10回以上は見ている映画である。
われわれ(シニア層?)を基準に考えるからそうなるのだと、改めて考えさせられた次第。「次の東京オリンピックで、2度目の東京オリンピックをリアルタイムで体験することになる」などというのは、もう化石か恐竜かといったことかもしれない。
気持ちは、20代のままとか体は30代といっても通用するわけは無く、”昭和”人間であることが染みついているような気がする。
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