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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">ドラマ:「○○妻」(第1話):快調なスタートのようだが・・・。</span>


 
ドラマ「○○妻」(第1話)を見た。
思わせぶりなドラマのタイトル「○○」に当てはまる言葉とは・・・?
 
ニュースキャスターの夫・久保田正純(東山紀之)を献身的に支える妻・ひかり(柴咲コウ)。洗練された豪華マンションに住み、正純の報道番組を見て、チェックし、感想をメモで毎日残す妻。
 
夫が出かける時には、上着が出てくるし、靴はピカピカに磨いてある。夫が風呂から上がる時には、バスタオルを用意して待っている・・・。”ありえない”ほどの内助の功を発揮する妻はまさに完璧、”理想妻”だが、やはり裏には「秘密」があった・・・。
 
・・・
義理の母・仁美(岩本多代)の喜寿のお祝いに歌舞伎の鑑賞券を準備していたひかり(柴咲コウ)。仁美「どうして分かったの?前から行きたかったの。」だが、ひかりは、穏やかだが、全て知り尽くしているようなのだが・・・。

義父・作太郎(平泉成)が脳梗塞で倒れた。その場に居合わせた元看護師のひかりが応急処置をして一命を取り留めたものの、意識不明の状態に。作太郎は巨額の借金を抱えており、家が抵当に入っていたことが分かる。
 
抵当に入っていた家から出ざるをえなくなった仁美を誰が引き取るかで正純と姉の美登利(渡辺真起子)、妹の実結(奥貫薫)が母親・仁美のいる前で生々しい議論をする。このあたり、いざという時に醜い本性が現れるものだ。

しかし、ここで思いもよらぬ展開に。
それまで、台所で静かだったひかりが、いきなり土下座して「お義母さんはホントにそれでいいんですか。正直な気持ちを教えてください!本当はどうしたいのか教えてくださいお義母さん!」と叫ぶのだ。

仁美「私は、ただ・・・みんなに迷惑を掛けたくないの。」
ひかり「だったら!私にお世話させてください!」と実の娘達がためらう中、他人である息子の嫁が申し出たのだ。実の娘たちは、一瞬、後ろめたさを感じたが、”渡りに船”と思って、内心ホッとしたに違いない。

正純の報道番組「NEWS LIFE」で、他局にない企画で勝負したいとして、テレビ出演には応じない作家の丸山に出演交渉するが失敗。ところが、なんと、ひかりが、裏で手を回して(それも、脅迫めいた手口で)、出演を取り付けるのだった。

一体、このひかりという妻は・・・。

そして、まず第一の大きな秘密が暴かれていく。
 
正純が一枚の用紙を取り出してくる。
「うん?離婚届?」かと思うと、なんと婚姻届だった!
そして「俺と結婚してくれないか?もう6年だぞ。本当の夫婦になりたいんだ。」
 
まさかの展開。
まだ、ふたりは結婚していなかった!?

ひかりの一言。
「すみませんが今まで通りで。」
ふたりの間には契約書なるものが存在していた。」れは3年ごとに、更新するというものだった・・・。正純は、我慢できずに、契約書をビリビリと破いてしまう。
 
すると、ひかりは正純に向かって「6年間お世話になりました。」と言って、スーツケースを引いて家を出てしまう。途中の街中で派手な中年女性をぶつかり合う。
 
ひかりの知り合いとみられるその女性・井納千春(黒木瞳)は「元気だった?そんなもん持ってどこ行くの?あんた。」
ひかり「ちょっと。」
この派手な女性は、どうもひかりをおいて逃げた母親のような雰囲気だが・・・。

「○○妻」第1話は、同じ時間帯のドラマ「残念な夫。」と一騎打ちとなったが、
「○○妻」の視聴率14.4%で、視聴率9.4%の「残念な夫。」に勝利した。

”妻”が”夫”に勝った視聴率競争だった。
フジテレビは「残念な夫。」のタイトル通り視聴率も残念だったろう。
 
○○妻を見た女性視聴者は、「あんなに尽くす妻がいるはずはなく、いい迷惑だ」という声が多かったらしい(笑)。
 
 

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