第85回アカデミー賞の授賞式が間もなく始まる。
恒例のレッド・カーペットには、3,000人以上のゲストが歩く。セレブを中心としたこの大行進。セレブがレッドカーペットに降り立つと、第一“関門”がある。スチールカメラマンたちが待ち受けるスタンドである。
セレブの登場する場所から一番近いところに特等席を与えられた情報番組Enter-
tainment Tonightのカメラマンをはじめ、総勢283媒体がカメラを構えて待ち受けている。
授賞式直前の写真撮影の雰囲気はこちら:http://youtu.be/EV15bWV6nz0
その次が、ラジオ局や雑誌関係の記者たち。
通路が狭いと悪名の高いエリアで、以前には大御所俳優が押されて通路脇の生け垣に突き飛ばされる事態もあった。
次に、懸賞に当たったファン700人が座る観客席がある。
そして、次のストップは生中継ステージ。アカデミー賞中継権を持つABCがまず優先でセレブにインタビュー。その後は前もってスターのマネージメントに連絡し許可を得たところのみがセレブに短い話を聞くことができる。
最後に熾烈な争いを勝ち抜いて選ばれた36人のオンライン代表とその他の雑誌やブロガーたちの見学席が設けられおり、一言二言コメントをもらえるチャンスがある。セレブへのインタビューは、死にもの狂い?なのだ。
レッドカーペットを最初から最後までセレブとして歩くと、45分から1時間半もかかるという。
場内放送で「あと45分で授賞式です」というアナウンスが時間に合わせて流れる。セレブが授賞式に遅れないように配慮されている。
豪華・華麗な衣装に身を包んだ女優たちが今年も話題。